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平野くんが仕事に行ったあと、
朝帰りで少し仮眠を取った永瀬くんも起きてきて慣れた手つきで食パンをトースターに入れて、ソファーに腰かけた。
永瀬「奏多ちゃん今日はなんか予定あんの？」
私をリラックスさせようとしてくれたのか
テレビでも聞き慣れないくらい優しい口調で声をかけてくれる。
「今日は.....家でトレーニングでもしようかなと」
永瀬「まあこの生活に慣れるのに努力も必要やけど、あんま無理すんなよ？俺は今日この後買い物行くけど、奏多ちゃんも一緒に行く？」
「いやいや！そんな！永瀬くんは永瀬くんで楽しんでください！」
永瀬「なんそれ(笑)トレーニングは帰ってきてからすればええし、行こや」
「いやいや......」
永瀬くんに気を遣わせるのが申し訳ないのと
あまり持ち金もないというのもあって
返事に迷っていると、
先程焼いたパンが出来あがる音がした。
トーストをお皿に入れて適当にジャムを塗って、
オレンジジュースをコップに注ぐと永瀬くんはダイニングテーブルではなく、
またソファーの方に戻ってきて、サイドのローテーブルにお皿とコップを置いた。
永瀬「いただきまーす！」
と同時に豪快にパンをかじる。
美味しそうに食べるなあと微笑んでいると、
それに気づいた永瀬くんもこっちを見て笑ってくれた。
永瀬「そういえば奏多ちゃんご飯食べたん？自分の分しか作らんかったわ、ごめん」
「さっき軽く食べたので大丈夫です！」
永瀬くんは頷きながら黙々と食べた。
食べ終わった頃に二度寝から起きたような�盒兇�んがリビングに降りてきた。
�盒供屬譴鵝繊塑Ｆ�何時から行く？」
今日のお出かけ�盒兇�んと約束済みだったのか。
余計に行かない方がいい。
永瀬「11時くらい行こかなと思ってんねんけど、逆に何時がいい？」
�盒供峅兇發修鵑�らいでいい」
永瀬「あ、奏多ちゃんも一緒に行くけどいいよな」
�盒供�..........」
無言になる�盒兇�んと焦る私を交互に見てあはは！と笑う。
永瀬「3人で行くぞ！二言はなし！」
まじかよという顔をする�盒兇�んを無視して、
楽しそうに鼻歌までしだした。
�盒兇�ん、私だって行きたいわけじゃない。
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めい(プロフ) - はじめまして！コメント失礼します。凄く面白いです…！！これからの展開が楽しみすぎます（；＿；）(海ちゃん担なので、沢山出てくるのもとても嬉しいです) (2020年6月8日 18時) (
レス) id: 0439225117 (このIDを非表示/違反報告)
ぴーちゃん - 初めまして！すごく続きが気になります！「美男子ですね」を見ていたので、こういう世界観が好きです！続き楽しみにしてます！ (2019年11月22日 22時) (レス) id: 79df15c712 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レモン | 作成日時：2019年11月22日 3時
