君に恋して。【ヒプノシスマイク】

娘が敵ディビジョンの所の息子と仲良くなり、「結婚の約束をした！」と無邪気に話したら。（月華姫様リクエスト）【Buster Bros!!!・MAD TRIGGER CREW】 ページ27

・夫婦設定です。
・娘さんは５歳です。


〜山田一郎の場合(碧棺左馬刻の息子)〜

「くっ...。」
娘が無邪気に話すこと、相手が左馬刻さんの息子なこと等、色々と複雑なのか頭を抱えてしまう彼。
『まだ子供なんだからしょうがないよ...。』
宥めるように言うと、
「そうだよな。絶対に結婚なんてさせるものか...！」
どうやら、可愛い娘が左馬刻さんのことを「お義父さん」と呼ぶのを想像してしまったようです。


〜山田二郎の場合(入間銃兎の息子)〜

「はぁ？アイツの息子と？」
圧が凄い、圧が。
「でも、親がアイツでも、子供が同じような奴とは限らないしな...。」
真剣に考えてくれます。そして、
「俺にも一度会わせてくれ。」なんて。
次の日、娘に入間さんの息子を紹介されたらしい。


〜山田三郎の場合(毒島メイソン理鶯の息子)〜

「そうなんですか。」
寂しげな表情で、そう言う彼。
娘がお嫁に行ってしまうのを想像したら寂しくなったんだとか。
「いつかは、そういう日が来るんですね...。」
無邪気にはしゃぐ娘を見て、ポツリと零す。
その日彼は、いつも以上に娘に構っていた。


〜碧棺左馬刻の場合(山田一郎の息子)〜

「あぁ？本気で言ってんのか？」
...怖いです。圧が凄いです。
『さっ、左馬刻、落ち着いて？』
娘が泣き出してしまいそうになった為、必死で彼を宥めると。
「結婚なんて、させねぇよ。」
翌日、一郎くんに文句を言う為に、イケブクロに行く彼がいたんだとか。


〜入間銃兎の場合(山田二郎の息子)〜

「そうなんですか。昔、私と結婚すると言っていたのは嘘だったんですね？」
しくしくと泣き真似を始める彼。
「やっぱりパパと結婚する！」
彼が泣くところを見たことがない娘が焦ってそう言うと、
「それでいいんです。」
顔を上げてにこりと笑う彼は、策士。


〜毒島メイソン理鶯の場合(山田三郎の息子)〜

「そうか。それが口約束ではなく、いつか現実になるといいな。」
彼は相手が敵の息子である、なんていうことは気にしません。
娘が幸せになってくれることの方が重要なのです。
「今度連れてくるといい。小官が料理を振る舞おう。」
「やった！パパ、ありがとう！」
後日、本当に連れてきたらしい。

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