沖田総悟の妹政府に誘拐されてブラック本丸に放り込まれました！！！！！

1話 ページ2

役人｢だからお願いします！｣

A｢だから嫌って言ってますよね｣

なんだよこいつさっきから審神者になれって。
他のやつに頼めよ、私は真選組にいるって決めてるんだよ

役人｢そ、そこを何とかお願いします！｣

A｢どうして私じゃなきゃいけないんですか？他にも沢山人がいますよね？｣

役人｢それは貴女がほかの審神者様たちと比べて能力が高いからです！｣

たったそれだけの事で真選組を離れなきなきゃいけないのかよ、ぜってぇ嫌だ。

A｢ごめんなさい、人より霊力が沢山あっても私には真選組があるから審神者は出来ません｣

役人｢まぁ、知っていましたよ。拒否られることぐらい｣

は？知ってたんならさっさと他の所にいけよ。すっげぇ迷惑

A｢知ってたんならなぜ連れ去ったんですか、これ誘拐ですよ｣

役人｢けれど貴女に拒否権はありません｣

え、無視された

A｢なぜ私には拒否権が無いんですか？普通は自分で決めさせますよね？｣

なんだよ拒否権が無いって

別に近藤さんが決めたのなら局長命令で引き受けるけどさ、知らない奴の命令なんて引き受けたくない

役人｢政府が決めたことです。これに逆らえば、きっと真選組が潰されます｣

え、真選組が潰される？そんなの嘘に決まってる！

でも、もし本当なら…

役人｢それに真選組の局長、副長にちゃんと許可を貰っています｣

は、近藤さんと土方さんが許可した？どうして？私足でまといだったのかな…

役人｢それと、貴女のお兄さんからも許可を頂いております｣

総悟まで！真選組の皆は私のことが嫌いなのかな？

じゃあ、毎日優しくしてくれたのも、笑顔で話してくれたのも全部嫌々やってたの？

役人｢Aさん大丈夫ですか？顔色が余りよくないですよ？もしかして、真選組の皆様に嫌われたと思ってますか？｣

え！心の中読まれてた！？嘘でしょ…

A｢まぁ、はい私のこと足でまといだったのかなって｣

役人｢そんな事、皆様思ってませんよ｣

じゃあなんで私が審神者になるのを許可したの？
審神者になったら、真選組にいられないじゃん

それに、万事屋や歌舞伎町の皆にも会えなくなっちゃうじゃん

役人｢近藤さんに、何故貴女に審神者になって欲しいかは話しています。それで、近藤さんはOKしました｣

A｢でも｣

役人｢Aさんに質問です。無意味に刀を傷つけてる人がいたらAさんはどうしますか？｣

A｢問答無用でそいつから刀を奪って殺します。｣

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