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帰る前に総務課に提出しないとダメな
書類を届けると玄関ホールが
見える階段の近くを通る
ふと玄関ホールに目をやると
久しぶりに見る廉の姿に足を止める
大倉と何か話していて
近くにいた数人の女社員に囲まれる2人
遠目で見ても華やかな彼ら
少し前髪が伸びた廉が
歯をみせ綺麗な笑顔をつくる
もうあの笑顔を向けられることは無いのかも……
上の階にいるAにはもちろん気づかない
目線をそらし自分のフロアへ戻り
帰る支度をする
エレベーターを降り玄関ホールに向かうともう
廉の姿はなかった
「おぉーい！A！」
『……あっ、田中くん！』
手招きする田中の方へと向かう
「なー、これから同期で飲みに行くんだけどお前も来ない？」
『……んー、今日か……』
「なに？予定ある」
『そうなんだよねー』
廉「Aさん！」
『……えっ！？』
振り返るとぶんぶん手をふり近づいてくる廉
廉「Aさん帰るんですか？」
『……えっ、うっうん』
あまりにも普通に喋りかけてくる廉に
困惑して顔が引き攣る
田中「えっ！？なに？お前ら知り合い？」
廉「はいっ！そうなんです」
田中「いやー、なんか意外だわ！営業と広報ってほとんど接点なくない？」
『……あっ、うん、まぁ』
廉「まあ、会社に入る前からの知り合いなんで！」
『……れ、んくん？』
変なこと言わないよね……？
なぜかにこにこご機嫌の廉に
不安が募る
田中「へぇー？どんな？」
廉「BARで知り合って、その日にホっ」
『ちょっと！』
慌てて廉の口を手で抑えると
慌てたAを嘲笑うように
ふっと廉が鼻で笑う
このやろー、絶対からかってる！
『……ごめん、田中くんまた今度飲みに行こうね！……廉くんちょっとこっちきて！』
田中「……？おぉーまたな」
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さくら(プロフ) - 実優さん» 薬局で働いてるんですね。こんなイケメンいたら私もその薬局用なく通っちゃう！邪魔っ(笑)実優さんの癒しになるよう頑張って今書いてるのでもう少し待って下さいね！ (2020年4月17日 16時) (
レス) id: 0be2534318 (このIDを非表示/違反報告)
実優(プロフ) - さくらさん» 昨日のコメント返信ありがとうございます！職場は薬局なので薬剤師にこんなイケメンいたら私事務だけど仕事に手がつかないです笑 (2020年4月15日 23時) (レス) id: b55bd7a6ec (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - 実優さん» 実優さん、コメントありがとうございます！あぁ〜凄く嬉しいです！実優さんの職場もこんな廉くんいたらいいのにね.......廉くん1人じゃたりない。廉くん大量生産してほしぃ.......。頑張って今日書いちゃいます！夜会いましょう！ (2020年4月14日 9時) (レス) id: 0be2534318 (このIDを非表示/違反報告)
実優(プロフ) - 楽しみすぎて眠れません！笑更新を毎日確認してます！仕事で疲れてこれみて癒されてます。ありがとうございます笑 (2020年4月14日 0時) (レス) id: b55bd7a6ec (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - あたさん» あたさん、コメントありがとうございます！本当ですか！？めっちゃ嬉しい！これからも読んで貰えるよう頑張ります(^^) (2020年3月10日 22時) (レス) id: 0be2534318 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくら | 作成日時：2020年2月19日 0時
