仁の17 ページ18
散歩を終えた審神者は、付き添いの包丁と本丸に入り、自室に戻った審神者。
こん「きゅ〜ん♪」
A『こんちゃん』
まだ、言葉を発せない二代目こんのすけ。普通のこんのすけとそんなに変わらないサイズになったが、あいうえおも言えなかった。
包丁「こいつは、まだしゃべれないのかな？」
A『うん、歌仙達が頭を抱えるぐらい…』
しゃべれないことには何か理由があるのか、調べて見ない限りはわからない。それだけは、たしかなことだ。
トントン…
髭切「主、少しいいかい？」
髭切と膝丸が部屋の中に入ってきた。膝丸は手にいっぱいの鍵を持っていた。その鍵をみた審神者は、江戸城のイベントを思い出した。
A『……あっ』
膝丸「その反応だと、江戸城のイベントを忘れていたな？」
膝丸は審神者の頭を撫でて気にするなと言わんばかりの表情を見せた。
髭切「今回のイベントなんだけど……えぇっと誰だったかな」
膝丸「膝丸だ、兄者」
髭切「が、言うにはね？おでん君の兄弟が手に入るらしいんだ。」
膝丸「大典太だ、兄者(汗」
髭切「そうそう、大典太くん」
A『大典太さんの？…』
大典太に兄弟がいることを全く知らなかった審神者。ポカンとしている審神者に包丁が助け船を出す。
包丁「主。前田なら、詳しいんじゃないか？」
A『うん、そうだね。……後で、聞いて見るようかな…』
大典太の兄弟がいるというのなら、何としても手に入れて会わせてあげたい。しかし、どのぐらいの鍵が必要なのかと色々考えていると、髭切が審神者の顔を覗き込む。
髭切「主？…大丈夫かい？」
A『あ、うん。大丈夫…』
髭切「そうかな？また、お熱を出して倒れてしまうからね？」
髭切はニコニコしながら、審神者を自分の膝に乗せて頭を撫でる。それをみた包丁も髭切の膝に乗せてもらった。
膝丸「……ｺﾞﾎﾝｯ！それと、演練の協会から今大会の出場権をもらったんだが……」
A『協会から？…』
膝丸から演練の協会からの手紙を見せてもらった。髭切と包丁も興味津々にその手紙の内容を見ていた。
膝丸「なんでも、協会会長が定年で審神者を辞めるそうでな。自分の刀剣を大会で優勝した者に託したいと。」
包丁「へぇ？…」
髭切「この刀剣もみたことないね？」
髭切が指を指した刀剣の名前。確かに、審神者もあまり聞いたことがない名前だ。
膝丸「日向正宗。入手が中々難しい短刀だな。」
A『…う〜ん』
審神者は深く考えた。
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橋本アリィちゃん(プロフ) - とても面白かったです！続きを待ってます！(*´ω｀*) (2021年10月29日 15時) (
レス) id: 1849d0f1e6 (このIDを非表示/違反報告)
莉欄 - 江雪さんかっこいい！小夜ちゃん薬研たちもかっこいい！更新楽しみに待ってます。無理しないでくださいね。更新ありがとうございます (2020年6月18日 20時) (レス) id: 8f4c661b3e (このIDを非表示/違反報告)
四葉 - 嬉しくてずっと待ってました！久しぶりで、更新してありがとうございます！また楽しんで読みます、精一杯で応援します！頑張って下さい！！(≧∀≦*) (2019年11月10日 6時) (レス) id: b053fedef0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：編集ヘタくそマン | 作成日時：2019年11月9日 16時
