仁の16※天保江戸ネタバレ注意 ページ17
黒こんのすけは、二振りの打刀をテーブルに置いた。
陸奥「これは……」
黒こ「水心子正秀と、源清麿。今回の報酬…及び謝罪の刀剣です。」
長義「新江戸時代………天保江戸の」
A『てんぽ？…』
審神者は、歴史に関する知識が薄いため首を傾げて長義と陸奥守を交互に見る。
陸奥「主、後で教えてやるき。少し我慢しとうせ…」
陸奥守は少し困り顔でにっこりと微笑みながら、審神者の頭を優しく撫でる。
黒こ「………この刀剣は打刀ですが、審神者様方の本丸の戦力増強のお役に立つことをお祈りします。」
長義「そうなるように、願ってて欲しいよ」
黒こんのすけを見送り早速顕現したいが、今日の近侍がいない。陸奥守は、今日の近侍帳をぺらぺらと調べる。
陸奥「ほにほに、今日の近侍は……蜂須賀じゃ」
長義「ちょうど良い…。蜂須賀なら、この二振りについて知っていそうだし。顕現したら、彼に任せても大丈夫なのだr」
？？「その心配はない」
長義＆陸奥「「！！？？」」
突然後ろから声がしたため、陸奥守は咄嗟に審神者を抱っこして、後ろを振り返った。
？？「こら、こら……主や初期刀達を怖がらせたら行けないよ、正秀」
軍服のようなもので身を包んだ二人の男性がいた。長義は、しばらくは驚いた顔をしていたが、直ぐに真剣な表情をして。
長義「……お前達が、新刀剣男士の」
水心「俺が水心子正秀だ。」
清麿「僕が源清麿。顕現は、政府の使いが去り次第、できるようになってるからね。」
清麿という刀剣は、審神者をみてニコッと笑って見せた。長義は、してやられたと言わんばかりのため息をついた。
水心「この本丸のデータはある程度、把握している。そして、この本丸が元ブラックということも、審神者のことも」
清麿「だから、教育の心配もないよ。ただ……、僕らは練度が低いから、出陣に積極的に出してくれるといいな？」
狐に化かされた審神者の本丸に新たな仲間が増えたことで本丸自体と審神者自身に更なる影響があることをまだ、彼らは知らない。
〜一方〜
『全職員に緊急警報………が脱走。コード……を始動。繰り返す……』
職員a「どうして、本拠地から出したんだ！？」
職員b「わかりませんよ！だって、だって……。」
職員c「言い訳は後だ！兎に角、探せ！！探すんだ…！！」
政府では、更なる脅威が解き放たれしまったことも、幼き審神者は、まだ知るよしもない。
A『！！』
包丁「主？」
A『なんでもない…』
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橋本アリィちゃん(プロフ) - とても面白かったです！続きを待ってます！(*´ω｀*) (2021年10月29日 15時) (
レス) id: 1849d0f1e6 (このIDを非表示/違反報告)
莉欄 - 江雪さんかっこいい！小夜ちゃん薬研たちもかっこいい！更新楽しみに待ってます。無理しないでくださいね。更新ありがとうございます (2020年6月18日 20時) (レス) id: 8f4c661b3e (このIDを非表示/違反報告)
四葉 - 嬉しくてずっと待ってました！久しぶりで、更新してありがとうございます！また楽しんで読みます、精一杯で応援します！頑張って下さい！！(≧∀≦*) (2019年11月10日 6時) (レス) id: b053fedef0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：編集ヘタくそマン | 作成日時：2019年11月9日 16時
