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--- You side
定時を迎えるとすぐ大晴くんがこっちに来た。
福「おつかれ！なぁA、今日あれやろ、末澤さんの話やろ」
「え、そやけどなんで分かるん」
福「末澤さんの様子を見てたらなんとなく」
小「そんな違うんや？」
福「まぁ店でゆっくり話そうや」
「そやな、正門くんにも話しときたいし」
2人の今日の仕事の話なんかを聞きながらお店に到着して、お昼に正門くんに連絡して取ってもらってた個室へと案内してもらった。
小「とりあえず何か頼も〜」
「ハイボールで」
福「好きやなぁハイボール」
「カフェではエスプレッソ、居酒屋ではハイボールやろ」
正「いつもそう言うてるよなぁ」
「あ、正門くん」
正「聞いたよ誠也くんから、ちゃんと話せたんやってな」
「え、もう知ってるんや！？末澤さん喋んの早ない！？」
正「勝手に喋ったから恥ずかしいって怒られたけど(笑)」
正門くんの登場を皮切りに根掘り葉掘り聞かれたけど、おかげでとりあえず報告はできた。
「てか恥ずかしいとか思うんや」
小「末澤さんのことなんやと思ってるん(笑)」
福「仕事中もしょっちゅうAのこと見てんねん。目が合ったらペコッとかして」
「よう知ってんな、それこそ恥ずかしいわ」
小「思ったより打ち解けてるやん」
「まぁうん、話してみたら悪い人じゃないってのは分かったからさ。正門くんの友達なら尚更。」
福「まっさん信頼されてんなぁ」
正「誠也くんも仲良くなれるかもって嬉しそうにしてたわ。ぜひ今度は一緒に来てよ。」
いつもクールに見えるけど、人のこと言えへんくらいしっかり感情豊かやん。
本人がいない所で意外な一面を発見してしまう。
福「みんなで飲みに行ける日も近そうやな！たのしみやー」
小「俺どうすりゃええねん」
「気合いでがんばれ(笑)」
うん、ちょっと楽しみかも。
素直にそう思ったけど、みんなには黙っとくことにした。
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作者名：きうい | 作成日時：2022年4月23日 9時
