吸血鬼は子供達を落札した。【wrwrd!】

3滴目 ページ3

〜裏方に移動〜




「っあ！“14人の子供達”を10億でのお客様でお間違いないですね？」


その問いに頷きで返すと、


「やはり発散目的でのご購入ですか？ww」



…は？何だこいつ？子供に手上げんのか？



「っ！し、失礼しました。それでは、こちらへ…」ﾋﾞｸﾋﾞｸ




睨みつけると怯える案内役。


そんなに怖かったか？






殺気、少ししか出してないのにな。



１つの扉を前に、案内役が声を張り上げた。



「ま、マスター！最終商品お買い上げの、お、お客様でございます！」



案内役は案内が終わったとばかり走り去った。



扉が開くと、





ぶくぶく太ったガマガエルがいた。









え…キッモ、第一印象最悪かよ。






「さぁさぁ！よく来た！入りたまえ！貴殿が最終商品のガk、ｺﾞｯﾎﾝ！」




おん？コイツ子供らの事“餓鬼”呼ばわりしたな。



…第二印象も悪いと来た。





「最終商品をご購入したお客様でございますな！

いやぁ！10億！ありがとぉございますぅ！

いやいや、今後共々宜しく頼んますわぁ！

商品確認終わりましたらご入金を！

さっさ！こちらは鍵でございます！」




ゴマスリかよ、気持ち悪りぃ。



「そちらの部屋に商品ございま…っ！？き、貴様！？な、何を！？っ！！！！」






近づくな、喋るな、自分を見るな気持ち悪い。

キモ過ぎて殺しちまったじゃねえかよ。



よし、依頼達成。しかも出費無し、最高かよ。





あー子供らどうすっか。


いや、子供らは語呂悪いな、彼らでいいか。







…とりあえずは持ち帰りだな。

4滴目→←2滴目

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す