血、吸わせて？【呪術廻戦】【男主】

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狗巻『ホント、に、いい、の？』


A「いいってば。」


あぁ、不安だなぁ。


やっぱ、辞めとこう、


狗巻『おかか……』


Aはムッとして、



A「あのさぁ……俺さ、棘が何に悩んでんのか分かんねぇ、言ってくれなきゃ。お前の言葉で、伝えてくれなきゃ。」



それが出来ないから、


伝えたいんだ、俺だって。



─────棘の言葉でいいんだ。─────



狗巻『っ…………！』


俺の、言葉…………？


俺の……伝えたいことは。









狗巻『A……どこ、にも、行かないで……！』



A「えっ？」



俺、聞いたんだよ、









«俺、呪術師やめて、普通に生きてこうかなぁ。»




A「あ……なんだ……そっか。そんなことかぁ……嘘だよ。あんなの。」



狗巻『？！』



A「任務先でさ……死人出しちゃって……しかも小さい子の母親でね……泣き叫ぶ姿見てたら、怖くなって……俺には何も出来ないんじゃないか、って。









誰も、救えないんじゃないか……って……」



狗巻『そんなことっ……ない…………』



A「それ、本音？」



本音に決まってるだろ……


狗巻『本音っ……』


A「やっとだ。やっと本音言ったなあ？はい、じゃあ本音は？俺の血、吸いたい？」


あぁ、いつもだ。


狗巻『う、んっ……』


A「はい、どうぞー。」



ｶﾞﾌﾞｯ



A「いっ……やっぱ、慣れない……」









いつも、




狗巻『だ、いすき』









彼は俺より１枚上手だ──────。



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なんか、終わり方雑い……
次のお話は、真人くんと男主くんです。
狗巻くんと吸血鬼男主くんのお話は、もうちょい待ってネ。

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