【名探偵コナン】兄が救済している様で。

買い物。 ページ45

「これなんてどうかしら？」

「Aにはこれも似合いそうよね！」

「中々のセンスじゃない不二子…」

「あら、天下の大女優に褒められちゃったわ。」

嬉しいと笑う不二子お姉様とキュラさん(変装)とベル様。



今日が命日かな？？？



思わず夢かと思ったよ？思ったけど夢じゃなかった…。

因みに荷物持ち(？)に抜擢されたのは安室さんとスコッチです…


ﾋｪｯ…天下の公安警察を足で使うとか申し訳なさの極まり…


土下座したい。


「Aの髪色だとやっぱり…」

「「白よね？」」

「分かってる、ベルちゃんわかってるわァ！」

凄いよ…あの峰不二子(元祖)とシャロン・ヴィンヤード(峰不二子の悪い部分)と作者公認と居るこの場の空気やばくない？

両ファンである私からすれば夢の共演である。

ルパコナではテレビスペシャルしかり映画でも全く絡まなかったもんなぁ。

「ほら、主役がボーッとしてないの。」

『あ、ハイ。』

キュラさんに手を引かれこれなんてどうかしらと微笑む彼女に此方も自然と笑みが出てくる。

キュラソーが生きてる。その事実があるだけで救われるものがある。

それを知るのは兄位のものだろう…

『これ、キュラさんに似合いそう。』

あら珍しい、なんて不二子お姉様の言葉を背にどうかな？なんて鏡の中の私はキュラさんに笑いかけた。

「Aが誰かに何かを選ぶだなんて…」

ルパンや次元以来じゃない？

『え、そうでした不二子お姉様？』

私不二子お姉様にも何か選んだり……

『うそだぁ…なかった、だと？？？』

本音を零せばいいのよもう！と笑って頭を撫でてくれた。

「あしながお姉様なんだから！」

その名言はヴェスパニア王国のミラ王女に告げた言葉じゃん…？

『有難う不二子お姉様。』

「ふふ、いいのよ？因みに次元なんだけど、あれからちゃんと使ってるのよ？」

『パパいい人…』

なんて零せば誤解が生まれそうな台詞だったのですぐに次元と修正したのは仕方がない。

コナン君がパパ呼びは分かるけど…私が次元をパパ呼び…



ダメだしょっぴかれる様なニュアンスにしか聞こえない。



「エンジェルは何を贈ったの？」

『ジッポーライターです。』

次元はヘビースモーカーだから…と笑えば成程とキュラさん。

「カミカゼもヘビースモーカーよね…？」

『え、そうなんです？』

「あら知らなかったの？」

『全く…7年の間に兄様ったらヤンチャになったわ。』





煙草吸う兄様とかただのイケメンじゃないかッ

お出かけ。→←一致。

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す