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関空への移動のバスの中、わたしはみっちーの窓側隣。
動画コメントで募集した質問に答えていこうってことで、デビュー日になった瞬間なにをしていたか？
みんなが集まるって言ったとかなんだとかで、わぁわぁと言い合いをしてる。
長尾「なんでこんなさぁ暴露みたいになってるん？デビュー日やで」
藤原「ちょっと待って。まだ一言も発してない謎の人物おんのやけど…高橋さん何されてたんですか？」
高橋「11時50分あたりで僕、記憶が飛んでるんすよ」
大西「もうひとり静かなひと居るんですけど」
道枝「安東さん？」
みっちーの影にそっと隠れてたのに、だいちゃんの方に傾くから皆の視線に晒される。
やばい、見つかった。
高橋「朔も一緒に記憶飛ばしてたやんな」
西畑「一緒に？!一緒にてどういう意味やねん」
大橋「え、二人一緒に寝てたん！？」
「ちゃうやん！一緒に、やなくて一緒で、やろ？言い方に語弊があんねん。確かにわたしも意識飛ばしてましたけど、別々の場所です(笑)」
藤原「紛らわしいねんお前！」
相変わらずちょっと言葉を間違えている恭平のおかげで、一瞬、兄組の視線が怖かったんやけど…
西畑「まぁ、高橋も朔もほんまに寝るスピードがハンパなく早いのよ」
大橋「朔なんかは、今日の朝も移動車で一瞬で寝てたもんなぁ」
「じょうくんが！わたしがヨダレ垂れてるとかしょーもない嘘ついてくんねん。起きてすぐちゃんと確認したし」
藤原「めっちゃ大吾に寄り掛かって寝ててん。赤ちゃんみたいやったで」
最年長がニヤニヤしながら暴露してきて居た堪れなくなり、次を促すように手をぶんぶん振ったらだいちゃんが進めてくれる。
次の質問は個人的に好きなメンバー内コンビやって。
そんなのありすぎて迷うやつやん。
橋橋も可愛いし、丈橋はもちろんでパパとママやし。
隣でみっちーがめっちゃ楽しそうに笑ってて、わたしもニヤニヤする。
高橋「いや、みっちーと朔はプライベートちゃうでこれ」
まさかの恭平にツッコまれ、みっちーと顔を見合わせてさらに笑った。
「わたしは好きなコンビ多すぎて迷うんやけど…強いて、強いて言うなら西橋ですね！だいちゃんが実は結構大橋くんに甘えてる感じが、凄く信頼関係ある感じが好きです♡時々男子高校生なんかな？っていうやり取りしてるのを見てめちゃ和む」
大橋「もっと俺に甘えてもええで♡」
西畑「遠慮しまーす」
「だいちゃんてメンバー内やと大橋くんにはツン出してくるやんな♡」
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作者名：斗和 | 作成日時：2022年9月1日 22時
