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...
懐かしいその声に、振り向いたら。
涼太がそこに、すぐそこに立っていた。
Instagramに載っていた服装のまま、髪の毛が少し乱れていたけど。
「…久しぶり、だね。涼太」
涼「ライブ、来てくれてたんだ」
話したいこと、沢山あるのに、いざ涼太を目の前にすると言葉が詰まる。
「うん。…あの、これ」
あの時返せなかった、合鍵。
差し出して、涼太の手に握らせる。
「…ずっと持ったままだったから。
会えてよかった。
…じゃあね、」
くるり、と涼太に背中をむける。
もう、涼太とわたしの生きる世界は違う。
わたしのこの気持ちは、断ち切らなきゃ。
涼「…(人1)、待って…!!」
あなたのせいで、断ち切れないの。
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真希(プロフ) - あまり、こういう系の作品は見たことないので楽しみです。更新待ってます。 (2016年11月6日 19時) (レス) id: 0dbe461960 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめいろミルクティー - すごく面白いです!更新頑張ってください(≧∇≦)♪楽しみに待ってます♪無理せずに頑張ってください! (2016年9月10日 22時) (レス) id: e4921dbb5f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:優風 | 作者ホームページ:http://jmw'p@dmtpamtpg.
作成日時:2016年9月4日 18時