ただいま、おかえり。【片寄涼太】

#22. ページ22

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スズカ「ねえ(人1)！私、明日休みなのね？
遊び行かない？」

この子は今川スズカ、わたしの初めての友達。



同じく介護福祉士をしてる。
職場も一緒。


「うん、私も明日休みだし。
どこ行くの？」


スズカ「…実は〜、急で悪いんだけど、さ。
GENERATIONSっていうグループのライブ当たったから一緒に行かないかな？って…」


「じぇねれーしょん、ず？」


スズカ「知らない、よね？
あの、EXILEとか三代目の…」

待って、GENERATIONS？




もしかすると、もしかして…



涼太がいるグループ？





「あの…片寄涼太がいる…？」


スズカ「あっ！分かるの？なーんだ！
だったら行こうよっ！チケット代とグッズは私の奢りってことでさ！」




ハイテンションなスズカに引き換え、私はいろいろと考えを巡らせた。


もし、涼太に気付かれてしまったら？
どんな顔をすればいい？
それが…スズカにバレたら？









「行って…みたい。」




気付けば、そう返事していた。

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