不安障害(2) ページ6
貴方side
丸”A、行こうか^ ^
寒くない?”
貴”うん、大丈夫。”
丸”今日はお仕事休めそう?”
貴”今日はお休みもらったよ”
朝だから私もボーッとしちゃって、ゆっくり手話してたら
隆平もそれに合わせてゆっくり手話をしてくれた。
はぁ...それにしても、喉が痛い。
点滴したらちょっとは楽になるかなー。
病院の駐車場に車を停めて、隆平の病棟まで一緒に連れてってもらう。
丸”どした?^ ^緊張する?”
貴”うん...だって彼氏の職場なんて行くことないもん”
丸”そんな緊張せんでも大丈夫(撫”
ガタン、グラグラ。
ん、、、?何、、?なんか揺れた...?
その時、目の前が真っ暗になった。
貴「あっ、、、あぁ、、あぅっ、、」
声にならない声をあげる。
怖い、、、怖いよ、、、、
何も見えないし、聞こえない。
隆平の姿もわからないし、手話も見えない...どうしよう...どうしよう。
貴「うぅ、、あっ、、あっ、、涙」
エレベーターにしゃがみ込んで何とか声を出して、隆平に助けを求める。
そしたら、私の身体をギュッと抱き寄せてくれた。
声も表情も見えないけど、でも隆平の匂いと優しい手だけで安心できる。
貴「りぅ、、へぃ、、、」
丸「大丈夫、大丈夫やからな(撫」
きっと、ちゃんと話せていないだろうけど、必死に名前を呼ぶ。
隆平の声は聞こえないけど、きっと私に声かけ続けてくれてるんだろうな。
隆平の腕に抱き寄せられたまま、10分くらい過ぎた後、
エレベーターの電気がついて、扉が開いた。
丸”A!!!大丈夫やった?
怖かったな、、、もう大丈夫(ギュッ”
貴”怖かった...もうやだぁ...”
丸”歩ける?ゆっくりでえぇから診察室まで行こな。
ほら、おいで。俺にもっと身体預けて。”
やっと暗闇のところから出られて、ホッとしたのも束の間。
もしこれが1人だったら...誰も助けにこなかったらって考えたら怖くて身体に力が入らなくて。
隆平に抱え込まれながら診察室まで移動した。
今までこんな状況になったことなかったから、、、
考えただけで怖い。耳が聞こえなくて話せないのに、また一人で閉じ込められたら。
丸「ちょっとここで横になろう。
落ち着くまで一緒におるから。」
貴”ダメ、、、仕事行かないと。”
丸「Aがもう少し落ち着いたらな^ ^」
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琴子(プロフ) - 今年もよろしくお願いします。了解しました。楽しみに作品お待ちしてます!お忙しいようでお身体大切にしてくださいね^^(返信不要です。) (2018年1月7日 23時) (レス) id: cc1132a1bd (このIDを非表示/違反報告)
琴子(プロフ) - こんにちは。先ほどボード入れました。お時間のある時に、お願いします。 (2017年12月31日 13時) (レス) id: cc1132a1bd (このIDを非表示/違反報告)
えりこ(プロフ) - リクエスト書いて頂いてありがとうございました。楽しく読ませていただきました。忙しそうですね、どうぞ、お体を大切に。 (2017年12月29日 18時) (レス) id: 8918fae8bd (このIDを非表示/違反報告)
田村麿 - リクエストをもうひとつお願いします一人暮らしのマンションの階段から落ちてしまい落ちてしまい脳出血を起こし心肺停止になっている所をお父さんが発見して助けるのはお願いしますしますお父さんは横山君がいいです (2017年12月25日 12時) (レス) id: 96e3eff0f1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆみ(プロフ) - リクエスをもう1つお願いしたいのですが、皮膚科でイボの治療の話でお願いします。主人公は大学生で先生は丸山君でお願いします。 (2017年12月25日 8時) (レス) id: 9800a56056 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆみ | 作成日時:2017年11月28日 1時