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Riku side
｢...これ、似合ってへんの？｣
きゅとTシャツの裾を握り、うるうると目に涙を溜め上目遣いで見つめてくる壱馬。っほんとにさぁ！
｢ぐ...っ、...に、似合ってる、けど...、｣
｢けど？｣
｢...っ見えてんの！それ！さっきから！｣
こてんと首を傾げ本当に訳が分からないって感じで見てくるから、太腿辺りをばっと指さしてやる。すると、ちらっとそれを確認した後、にやりと笑ってまたTシャツを捲ろうとした。
｢わぁぁ！何やってんの！！｣
｢えー。そんな事言うても陸さんがつけたんやんかぁー。｣
｢そ、それは壱馬が...！｣
｢俺が、なぁに？｣
この小悪魔め...！昨日の夜、壱馬がいっぱいつけてとおねだりするから、つい調子に乗せられて痕をつけたのはいいんだけど。その数が我ながら引くぐらいの数で。T シャツの下から覗く、細い足についた痕が昨日の自分の余裕の無さをありありと見せつけてきて、なんだか恥ずかしくなってくる。
｢うぅ、もうやめてぇ...、｣
｢んふふ。顔真っ赤やん笑｣
思わず手で顔を覆ってしゃがみこめば、同じように目の前でしゃがんで見つめてくる壱馬。ふとその瞳の奥を見た時、あるものに気が付いた。
｢...？壱馬？｣
｢何ですか？｣
｢間違ってたらあれなんだけどさ、｣
｢はい。｣
にっこりと笑いながらも何かを待っているような壱馬に、そっと口づける。薄く開かれた唇の隙間から、するりと舌を差しこむと、まるで待ち構えていたように絡んでくるものが。
｢ん...っ、ふ、ぁｯ、｣
｢は、...ん、やっぱり。昨日のあれじゃ足りなかった？｣
ぐっと抱き寄せ、ゆるく腰を撫でながらじっと瞳を覗けば、とろとろと甘い蜜が溢れ出す。
｢......なんで分かったん。｣
｢俺は壱馬のことなら何でも分かってるつもりなんだけど？｣
｢んふふ。｣
満足そうにとろりと微笑んだと思えば、俺の足を跨いで向かい合わせに座りぎゅっと抱きついてくる。
｢今日色々見に行くって言ってたのに？｣
｢今やないと嫌。てかその気にさせたん陸さんやもん。｣
｢...はぁぁ。もうー、分かったよ。｣
そう言って腰を支えながら抱きあげると嬉しそうに擦り寄ってくる壱馬。...俺これ手加減できるかなぁ。
｢はよ、りくさんでいっぱいにしてや...、？｣
はい、無理。手加減なんて出来っこないや。
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にのみい(プロフ) - いつもお話楽しみにしていますーー！スリボで陸さん受けが読みたいですー！！ちなみになんですけどTwitterは浮上しないのでしょうか？🥺不快に感じてしまったらすみません💦 (2022年2月13日 20時) (
レス) id: 337b13da5d (このIDを非表示/違反報告)
彩美 - 陸さん出てるの嬉しいー！かずりく好きなので読めると嬉しいです。 (2021年4月9日 12時) (レス) id: 29e05ea114 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Shion | 作成日時：2021年3月1日 20時
