太宰さんマジで仕事してくんねぇかな。と思った今日この頃。

アニメヤバい……福沢さんクソ恰好いい……！ ページ3

「＿＿うおおおおおおお!!!!」



敦君が足を虎化して、鏡花ちゃんの処へ跳躍した。

私は敦君に向かって叫んだ。



『敦君、コードを引きちぎれ！その形式(タイプ)はコードを間違えても数舜間が空く！直ぐ宙に抛(ほう)れば問題ない！』



さっき見た爆弾の形状から判断したが、恐らく間違ってない筈。


ドオッ!!!! と、盛大な爆発音が辺り一帯に響き渡った。


敦君は鏡花ちゃんを確りと抱きかかえ、川へと落ちていった。



『＿＿ふー……』



よかった。あれぐらいじゃ人は死なない。梶井が最初に爆発させたのも、怪我人は出ていない。

目的は達成出来た。



「凪！無事かい!?」

『……与謝野さん、』



駆けて来た与謝野さんは焦ったように私に問い掛けた。



『ええ、無事で＿＿＿あ、れ？』



ぐらりと視界が揺れた。与謝野さんの顔が驚きに染まる。え、何これ。

そして私は、そのままバランスを崩してぶっ倒れたのだった。









『＿＿＿ぁ、』

「お、目ェ覚めたかい」



私は寝台(ベッド)に手を突いて起き上がった。此処は＿＿



「探偵社だよ。妾(アタシ)が背負って帰って来たんだからね」

『ありがとう、御座います……痛(て)っ』



身体中がずきずきと痛む。よく見れば、所々湿布やテーピングがされていた。あれ、私無傷じゃなかったっけ。



『えっ何すかこれ』

「アンタ、凄い勢いでぶっ倒れてたからね。特に外傷はなかったし、軽い貧血だろう」



あー、何かそんな話を聞いた事があるな。気を失って一番危ないのは、その後如何やって倒れるかだって。

……あ。



『与謝野さん、敦君は!?』

「敦なら大丈夫さ。今はあの女の子と出掛けてるよ」

『出掛け……』



待て、原作を思い出せ。あの後何があった？

敦君が目を覚ます。国木田さんが手帳逆さま眼鏡頭の上。敦君が橘の湯豆腐でお財布すっからかん。やつがれ君が鏡花ちゃんを迎えに＿＿



『与謝野さん敦君が出掛けたのって何時ですかね!?』

「え？ええッと……もう結構経つね」

『ちょっと行ってきます！』

「ちょ、ちょっと待ちな、凪！」



私は医務室を飛び出した。



「敦が……拐われただと？」

『え、』



私の目の前で、国木田さんがそう呟いた。



「は……はい」

『ま、待って谷崎君、』



思わず声を掛けた私に、二人が目を向けた。

コメントが皆優し過ぎて泣けるッ！→←ええーちょっと待ってタイトル思いつかない……そして地味にシリアス……！

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