七十二話 ページ28
オス:言ってしまった。
とうとう言ってしまった。Aに気持ち言ってしまった。
Aは熱で覚えとるか分からない。聞こえてるかすら危うい。
顔が熱い。涼しい風が冷やしてくれる。
ひと:あれ、オスマンどうしたの。
月光に照らされたひとらんらんがいた。今はマスクを外している。
俺は告白以外のこれまでの出来事を話した。
ひと:成る程ね。エーミールから聞いたんだけど騎士団長殺しを見たら泣き出したって。
オス:どういうことなん?泣き出したって
ひと:分からない。本を見つけて急にボロボロと泣き出したって
ひとらんらんはそれじゃと言って、自室に入っていった。
Aは何か辛いことがあったのだろうか。
オス:グルｯペン?まだ起きとる?
グル:起きてるぞ。どうしたんだ?
オス:あんな、〜〜〜
俺は全部グルｯペンに言った。Aが泣いたことも、俺が告白したことも全部。
グルｯペンは相づちを打ちながら全部聞いてくれた。俺が話し終わると、ゆっくりと口を開いた。
グル:泣き出したところは気になるが、特に気になることがある。
グルｯペンが重々しく体を持ち上げて、俺の方に身を乗り出す。
グル:返事はどうなんだ?
オス:へ?
グル:告白と言うことは返事が来るだろう。どうだった!返事は!!
オス:まず落ち着けや。
こんなに熱くなるグルｯペンなんてお菓子以来。
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、 - オリフラ外したほうがいいですよ (2018年4月20日 20時) (
レス) id: 4302667575 (このIDを非表示/違反報告)
はら - ちゃんとオリジナルフラグを外して下さいねー (2018年4月19日 16時) (レス) id: dfc1704de2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しか猫 | 作成日時：2018年4月19日 16時
