六十九話 ページ25
貴方:外が騒がしい。
どのくらい寝ていたのか分からない。頭がくらくらするが、朝と比べて楽になった。
ドアを開けて外の様子を見る。すると、フッパが運ばれる姿が見えた。
貴方:フッパ?なんで。
両手は赤いマフラーで拘束されている。フッパは気絶しているらしい。全然動かない。
病み上がりに悪いが、能力を使ってフッパの様子を見る。
鬱:こいつ、拷問室に閉じ込めると聞いたけど、大丈夫なんか?
貴方:待って!フッパは悪くない!
鬱:Aちゃん?ちゃんと寝とかな。
貴方:フッパを離して、シャルル帝国の幹部だから。
大先生は渋々拘束を外してくれた。フッパはまだ気絶をしている。
拘束の跡が残ってしまった。帰ったらマリに治してもらお。
グル:どうだ大先生。A、なぜここに。
貴方:うちのフッパがすみません。多分、心配になって侵入したと思います。
深々と頭を下げて謝罪をする。フッパの上司として、謝るのは前世界の癖が移った。
グルッペンさんはゆっくりと頭を撫でて唸る。指を絡めたりして髪の毛で遊んでいる。
グル:熱は大丈夫なのか。朝は吐いたらしいじゃないか。
貴方:あれはオスマンに感謝します。
顔を上げると、グルッペンさんは綺麗な笑顔を見せる。いつ見ても綺麗だなー。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 61人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
、 - オリフラ外したほうがいいですよ (2018年4月20日 20時) (
レス) id: 4302667575 (このIDを非表示/違反報告)
はら - ちゃんとオリジナルフラグを外して下さいねー (2018年4月19日 16時) (レス) id: dfc1704de2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：しか猫 | 作成日時：2018年4月19日 16時
