やっと会場ですよ。お待たせしました ページ7
ステーキ定食が楽しみすぎて勢いよく扉を開けてしまう
するとお客さんの視線を全て集めてしまった
でもめげないもんね！！ステーキ定食の為ならなんでもする！
あ、もちろんハンター試験のことも忘れてないよ？←
「へいらっしゃい！」
「早すぎだ2人共…」
『あっやっときた！』
「遅いよー！」
「お客さん！なににすんだ？」
『あっ！』
「『ステーキ定食！！4人前下さい！！』」
「…やき方は？」
「『弱火でじっくり飽きるまで！！』」
「…奥の部屋へどうぞ」
部屋に通されるとステーキ定食はなかった
『騙された…』
「まあまあ、これからハンター試験だ。気を引き締める為にも腹を満たす訳にはいかないだろう」
そんなぁ、ステーキ定食…
私はなんの為にここに来たんだ！！！←
「そーいや、なんでAはハンター試験を受けるんだ？」
『…人を探していてね。そのヒトがハンターライセンスをとったって情報が入ったから取りに来た』
これが最大の理由
「俺も俺も！！親父探してるんだ！一緒だね！」
『お父さん？？どんな人なの？』
「ジンって言うんだ！」
『！！』
「…何か知っているのか？」
『んー、知らないかな！』
嘘。ほんとは知ってる
ジンには小さい時に遊んでもらったから
母様と仲がいいんだよね
『ま、ライセンス取っておいて損は無いよ！仕事でも使えるし！』
「Aはどんな仕事してるの？」
『何でも屋だよ！依頼されればなんでもする』
「…それは、殺しもか？」
『時と場合、あと人によるかな』
「あまりよくは思わないな」
『まあそういう人もいるよねぇ。私も人を殺すことはそんなに好きじゃないし…。でも理不尽に狙われたりするからその時は仕方ないって割り切ってるよ』
「？狙われる？お前さん何かしたのか？」
『“風谷”で伝わらなければそれが一番』
「！！！風谷？風谷とは最強と謳われるあの風谷か？」
『ありゃ、博識だね。…それとも、裏社会で生きてきたの？』
あ、またやっちゃった
空気がピリついちゃう
クラピカが知ってるとはなぁ
ほんとに物知りなんだ
だからこそついつい挑発しちゃうんだよねぇ
やばい、今絶対ニヤニヤしてる
「Aって強いの？？」
『あはは！これでもね！ゴンには負けないよ♪』
「…見えねぇ…」
「あ！ねえ！！着いたよ！」
さてさて
ハンター試験で面白いこと起こるかな？
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作者名：しみしみ大根 | 作成日時：2019年2月13日 2時
