【HUNTER × HUNTER】最強一族の最弱娘 (ページ5)

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底知れないページ5

クラピカside

ゴンの強い要望で仕方なくパフェを食べることになったのだが

そこにいた女性は一言で言うと

底の知れない感じがした

それも私の気のせいだろうかと思っていたのだが
次の一言でやはりただものでは無いと確信した

『ねぇ君たち、もしかしてハンター試験受けに来たの？』

なぜ私たちがハンター試験を受けに来たと分かった？

…今日、この場所にはハンター試験を受けに来ている人間は少なくない…が、彼女は明らかに今の握手で何かに気付いた

ハンター試験があることを知っているということは、彼女も受験生なのだろうか？

そうだとしたらこの違和感にも説明がつく

…私の考えすぎか？

「えっ！なんでわかったの？？Aの言う通り、俺たちハンター試験を受けに来たんだ！」

『あは♪だってゴン、凄く体幹がいいんだもん！握手する時体幹が崩れるように思いっきり振ったのに全然ぶれなかったし！レオリオもなかなかいい線いってた。クラピカなんて私に警戒心持ちすぎだし！それらって結構普通じゃないよねぇ？』

「…なるほど、普通じゃないな…」

「エスパーかよ…」

『あは♪小さい頃から推理ごっこしてたからねぇ』

…ただの推理ごっこだとは思えないが…
警戒は怠らないようにしておくとするか

「ねぇ！Aもハンター試験受けるの？」

『受けるよ！』

「なら一緒に行こうよ！」

『そうだねぇ！一緒に着いてってもいい？』

「もちろん！Aが一緒だと嬉しいなって思ってたんだ！！」ｱﾊﾊ!

「〜っゴンっありがと！そう言って貰える方が嬉しいよ♪」

そう言ってAはゴンに抱きついた

同時に

私は考えることをやめた