プロローグ ページ1
「審神者様！ 新しい刀が発見されました！」
長い廊下を走りながらこんのすけが
審神者に伝達する。
季節は春 一番過ごしやすい季節に変えて
三日月と小狐丸 鶯丸と縁側でお茶を飲みながら 庭で遊んでいる短刀達を見ていた時だった。
「へぇ、 どんなのですか？」
ここは前任が事件を起こし捕まり
代理として来た女審神者が
復興させた本丸だった。
事件もあったが、今では花丸の日々を過ごしている。
引き継ぎということもあり
レベルはカンスト。極に出来るものは全て
修行済みだった。
新しい刀にはそれ程興味をわかなかったが
誰かの親戚であれば頑張りたいと審神者は思っていた。
「今回は、特例中の特例！ 政府が発見し
依頼することには成功したものの
本霊が許さず この世にたった一振りしか鍛刀しないそうなのです！」
熱く語られても、そこまで審神者はピンと来なかった。
遊んでいた短刀達も こんのすけの大きな声に
気になったのか
主どうしたのですか？ と、寄ってくる。
「そう」
「反応が薄い！
この世に珍しい刀が鍛刀出来るんですよ
来たら奇跡的な事なんですよ！」
たいした興味を見せずお茶をすする審神者に
こんのすけは、また声を上げる。
「して、その刀とはどんなものなのか？」
隣に座る三日月が 落ち着いた様子で
訪ねた
「それがですね！ 我々政府もビックリしましたが、 なんと刀剣女士なのです！」
「 刀剣女士〜？ これまた、万屋は資材が
大繁盛しそうだなぁ」
「女の人なの？ 」
「多分会ったことないよなー」
なんていう、短刀達の声が聞こえる
「さらに、今回は日本刀ではなく西洋の刀だそうで 多分、ご親戚の刀はいらっしゃらないかと」
とうとう、西洋の刀まで手を出した政府の
権力に尊敬しつつ
「親戚はいなさそうですね。 なら、今回はそこまで必死になる必要はなさそうですね」
と、審神者は答えた。
「!何故ですか！
他の審神者様 特に男性の方は一日中鍛刀部屋に籠る方もいらっしゃるというのに！」
「男だらけの所なんて私でしたら絶対嫌ですね。
それにしても、このお茶、美味しいです。
これに、団子でもつけば最高ですね。
よし、光忠に頼みに行きます。」
三日月達も欲しいですか？と声をかけ
話を流し 腰を上げた審神者にこんのすけは
ご立腹のようだ。
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杏子メロンパン(プロフ) - ありがとうございます。そう言って貰えてとても嬉しいです。 (2019年6月22日 19時) (
レス) id: 590e18d332 (このIDを非表示/違反報告)
永遠の0 - やべぇ・・・・・・やべぇ←私の好みにドンピシャだぜぇ・・・・・！(*´∇｀*)更新ファイト！(*≧∀≦*) (2019年6月22日 18時) (レス) id: bc7da5b929 (このIDを非表示/違反報告)
アズマ - この物語の少しシリアスな感じが好きです！これから影ながら応援させていただきます！ (2019年6月22日 15時) (レス) id: 13ba803884 (このIDを非表示/違反報告)
杏子メロンパン(プロフ) - そらまるさん» コメントありがとうございます。励みになります。 (2019年6月22日 5時) (レス) id: 590e18d332 (このIDを非表示/違反報告)
そらまる(プロフ) - 面白いです(^^)更新楽しみにしています(^^) (2019年6月22日 1時) (レス) id: 01606349cd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：杏子メロンパン | 作成日時：2019年6月20日 18時
