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「おいふざけんな」
後ろからもう1人テントをくぐって登場
隣のクラスの松村北斗くん
松「俺、負けたけどどこも痛くねぇから」
よくわからないマウント取ってる
樹「俺は痛いけど勝ちましたから〜」
那「田中、うるさい、口閉じな」
本当に那月が迷惑そうに言うと
樹「ごめんなさい、優しくして?痛い!」
大きな声で叫ぶじゅったん
今日も平和じゃね?
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あ、絆創膏だっけ
どのくらいの大きさかなって森本くんの方を見ると
「…結構いきましたね」
そう思わず声が出るほど膝が真っ赤
松「リレー走り切ったあとにはしゃぎすぎて転んだんすよコイツ」
樹「うわ!ダサ!!慎太郎ダサ!!!」
ってまた叫ぶから、容赦なく処置されてるじゅったん
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「あ、消毒しますね」
森「あ、お願いします」
結構大きな傷だから、染みるだろうなぁって想像したらなかなか消毒液をかけられない
だって痛いじゃんこれ
想像しただけで痛いもん
樹「A、俺の時は容赦なくかけたでしょ」
いつの間にか処置を終えたじゅったんが、わたしの手をつかんで
思いっきり消毒液のボトルを押す
「あぁ痛い…!」
思わず叫ぶわたし
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森「ふっ、そんなに?」
森「平気だよ」
サラっていいのける森本くん
那「ほら田中、あんたとは大違いだわ」
あ〜あ比べられてる田中
樹「うるさい。ってか北斗はなんでいんの?」
松「慎太郎の付き添い」
那「付き添いという名の涼みね」
松「いや、那月こそ涼み目的の保健委員だろ」
那「いや?保健委員やってたら涼めてるだけ」
松「どっちもかわんねぇだろ」
あ、そこ知り合い系ね
森本くんの怪我には
絆創膏を1番大きいのを貼った
「あ、これ書いてもらっていいですか?」
一応問診票渡す
森「いつ怪我したのか…?これって競技中にマルつけていいかな」
「あ、いいと思いますよ」
なんて話してたら
松「いや、競技中じゃねぇだろ」
樹「いいのそんな細かいところ。うるさい北斗!」
那「そこはどうでもいいんだよ黙りな松村」
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レモンキャンディー(プロフ) - 慎ちゃん、かっこよすぎです。与田ちゃんもなかなか慎ちゃんと目が合わせられないとことかかわいいと思いました。慎ちゃんと与田ちゃんのその後の続編、期待してます! (2020年11月13日 11時) (レス) id: 30b5c743c0 (このIDを非表示/違反報告)
ハルカ(プロフ) - しんちゃんの可愛らしさとか、優しさとかでキュンキュンでした!慎太郎side見てみたいです!きょもsideでもジェスsideでも、なんなら那月ちゃんと北斗バージョンでも!とっても素敵なお話、ありがとうございました! (2020年7月7日 2時) (レス) id: a287c74b5c (このIDを非表示/違反報告)
seola(プロフ) - 今日の朝初めてこのお話を見つけて一気に読ませていただきました。すごくキュンキュンして続きが読みたい!と気付けば全話読んでいました。お忙しいとは思いますが、続編があったら嬉しく思います。何回も読み返したいと思います。 (2020年6月17日 22時) (レス) id: 17f66c9094 (このIDを非表示/違反報告)
はなまる(プロフ) - 毎回の更新がすごく楽しみでした、ドキドキきゅんきゅんいっぱいでした。もし可能でしたら付き合ってからの2人を続編という形で書いて頂きたいです。忙しいなかすみません、ゆずさんの作品とても好きなのでこれからも沢山読ませて頂きます。 (2020年6月15日 0時) (レス) id: 43a6b5d18d (このIDを非表示/違反報告)
mm(プロフ) - 毎回続きが楽しみで、更新されると何度も読み直しするくらいこのお話が大好きです。もし可能でしたら、慎太郎sideという形で続編をぜひ書いて頂きたいです!これからも、ゆずさんの作品楽しみにしてます。 (2020年6月14日 20時) (レス) id: 94c2598ddb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆず | 作成日時:2020年5月22日 2時