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京本くんは、わたしの顔を見て鼻でフッと笑いリビングへ向かってった
わたしも慌ててみんなに続いてリビングへ向かうと、まるで自分の家かのように物の場所を把握してるたろちゃんが
これやって、あれやって、それはあっち
ってみんなに指示出して、テキパキ準備してる
タコパの。
「さぁ皆の衆、働け！」
ってソファにくつろぐ理沙子
「Aはこっち〜」
って笑顔で手を振る理沙子
「びっくりした、なんで？」
「きょもがA来ないって言うからこっちが会いに来た」
「おぉ」
「ニッコニコのきょもが帰ってきてさ、なんかあったの？だって今までずっと不機嫌だったんだよ？きょも」
「そんなに不機嫌だったの？」
「まじ、あたしが話しかけてもガン無視」
「うわ、なんか想像できる」
「で、みんなで一緒に屋上でごはん食べてる時にこの前Aから電話きたじゃん？」
「あ、この前の暇電ね」
「そそそ、その時きょもが隣にいたんだけど、あたしのことガン見なの」
「…。」
「で、電話切って、何？って聞くと、うるせぇって」
まじ意味わかんないあいつって理沙子
「で、何があったの？」
って笑顔で聞いてくる理沙子
「そぉだよ、なにがあったの？♡」
っていつの間にかいるじゅったん
「平野にも教えて♡」
ってこれまたいつのまにかいるティラノ
「なんもないです、早くたこ焼き準備してよ！」
「うわ、Aちゃんケチ！」
「ティラノ、本当に、黙って！」
「はい準備完了、はじめま〜す！」
「森本の腕を見ていただきたい、まじでうまいよ俺」
「いや、ここは本場の向井康二や！！」
「本場のルイスいきま〜す」
「お前ラスベガスだろ」
「コーチうるさい」
「コーチ」
「コーチ」
「コーチ」
とりあえずじーこに任せて、わたしはただ焼かれるのを待つのみ
大きな机を囲んで、右に理沙子、左にじゅったん
目の前に京本くん
京本くんのことあんまり視野に入れないようにずっと斜め前のティラノとか、ほっくんとか理沙子とかを視野に入れてた
とりあえず、ノーマルたこ焼き完成して、食べる
「え、美味しい！」
思ってたよりも美味しくてびっくりした
「せやろ！大阪の力や」
そしたらほっくんがニコニコして
「変わり種いきま〜す」
そういってキムチとか納豆とかいい感じのを入れていくんだけど
「…。」
無言でニコニコしながらプリンとオレンジジュースを投入する京本くん
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晴 - めちゃめちゃ良かったです所々涙してました。いちごミルクにつられてます (4月25日 22時) (
レス) @page42 id: 6e74d30808 (このIDを非表示/違反報告)
1004jhonly(プロフ) - 凄いです、、夜中4時まで一気読みしちゃいました、、 (2021年5月5日 2時) (レス) id: 9f81d7b8f3 (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - 一気に読んでしまいました｡とても面白くて涙腺崩壊しながらも読み続けてました。小説でこんなに泣いたのは始めてです。素敵な作品をありがとうございます！ (2021年1月17日 2時) (レス) id: f8b80cce37 (このIDを非表示/違反報告)
kiki(プロフ) - 素敵な作品をありがとうございました。 (2020年7月31日 7時) (レス) id: 59109f0c35 (このIDを非表示/違反報告)
kiki(プロフ) - 夢中になり一気に読了しました。学生生活特有の恋のむずがゆさ、切なさ、そういったものに久しぶりに触れて昔に戻ったような気持ちになりました。そしてお話の中の京本くんに本当に恋したかのような気持ち…後遺症でプロローグ聞いたりいちごミルク飲んだりしてます。w (2020年7月31日 7時) (レス) id: 59109f0c35 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆず
| 作成日時：2020年5月9日 19時
