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「眠れなかった…」
いや、正確には寝てたんだけど、あの歌声が頭をぐるぐる回って頭はずっと起きてたかもしれない
「うわ、ブッサイクな顔」
少しクマが出来て眠そうな目
メイクでごまかして家を出る
屋上、今日もいこっかな
とか考えてたら
「おはよ〜、、ってどうしたの顔」
「あ、理沙子おはよう」
「なに、なんかあったの」
「うん、恋に落ちた」
って秘密にしようとしてたんだけどつい口から出てしまった言葉
「え、だれに？！」
「わかんない」
「は？！」
まぁ詳しいことは後で聞くって言って、とりあえず学校に向かう
「で、詳しく聞かせてもらおうか」
「尋問じゃん」
まだほっくんが学校にきてないからほっくんの席に理沙子がすわってもはや取り調べ状態
「いや、わかんないんだよね、誰かは」
「いやもう意味がわからないわ！！」
え、どゆこと？どゆこと？ってパニックの理沙子
「え、顔は見た？」
倉庫から聞こえた声しか手掛かりないけど、顔見てないっていったらじゃあ、どこに恋に落ちる原因があったの？
ってなるから、ここは曖昧に答えた
「顔もよく見えなかったんだけど、、、」
「いやますます分からないわ」
屋上で聞いた歌声に恋したっていうのは、なんだか秘密にしておきたかった
理沙子に隠し事はなんだか後ろめたかったけど、なんとか話を流して乗り切った
「ねぇ、おはようって言ってんじゃん」
「あ、コーチ、おはよ」
「ごめん優吾、いまAちょっと混乱中」
「え、なになに、なんで？」
「いやなんかね、恋に落ちたらしい」
「は？！」
え、詳しく聞かせてってちょっと焦って前のめりなコーチ
「いやそれがさ、名前も知らないの」
「え？」
「顔もはっきり覚えてないの」
「え？」
「いやそうなるよね普通」
って2人で混乱してる理沙子とコーチ
なんか、これ以上は墓穴掘りそうだから
「好きっていうか、なんか気になるなぁ程度」
「なに、雰囲気が好きなの？」
「うん、そんな感じ」
「うわよくわかんねぇわ」
「A、進展があったらすぐ教えなさいよ？」
わたしはちょっと話してくるって教室を出ていく理沙子
「まぁ、雰囲気に惹かれることもあるよなぁ」
俺にも進展あったら教えてねって、
少し難しそうな顔
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Ami(プロフ) - このお話すごく好きで初めて読んだ時色んな感情になって読むのがすごく楽しかったです！！今回で読むのは3回目か4回目なんですが、せっかくなので感想書かせてもらいました！本当に好きなのでこれからもリピートさせていただきます！ (2021年5月4日 1時) (
レス) id: 74782c645d (このIDを非表示/違反報告)
きい(プロフ) - お話楽しく読ませていただいてます！ただ、所々名前変更がされないところがあるので修正お願い致します! (2020年4月23日 5時) (レス) id: e3ff0f397d (このIDを非表示/違反報告)
yuyuna(プロフ) - ゆずさん» すみません、よろしくお願いします。ストーリーすごく面白いので楽しみにしてます！頑張ってください！ (2020年4月20日 13時) (レス) id: 32bafa01fb (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - まゆまゆさん» すみません（ ; ; ）修正しました！ご指摘ありがとうございます！ (2020年4月20日 13時) (レス) id: 17cc7cb245 (このIDを非表示/違反報告)
まゆまゆ(プロフ) - 名前の変換ができません( ＴДＴ) (2020年4月20日 12時) (レス) id: 6219b3f04a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆず
| 作成日時：2020年4月17日 23時
