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「ってことがあったんですよ」
青「それは恋」
さっきの出来事を青木に話す
青「京本くんあんま女子と喋らないイメージなんだけど」
「え？」
普通に話したよ
青「勘違いか」
「うん」
・
・
・
「あ〜さみ〜」
青「冬じゃんもう」
竹ぼうき持って、中庭掃除で震えてる青木とわたし
青「あ〜、なんで男子って寒くても元気なんだろう」
遠い目で、同じ掃除場所の男の子を見る青木
「ね」
もう動けないよわたしら
アゴで竹ぼうきを立てて
両手はポッケ
竹ぼうきの柄にアゴをのせる
青「手袋必要だね」
「マフラーも」
青「うん」
明日から持って来なきゃね〜なんて話してたら
鈴「もう帰ろうぜ〜」
って、同じクラスの鈴木くん
青「おっしゃ！」
もう寒くて無理〜って、竹ぼうき大きく振り回しながら教室に帰る青木
「ねぇ落ち葉〜！」
って声をかけても
鈴「やっといて〜」
青「頼んだ〜」
って、他のみんなも一目散に帰るから
「ちぇ」
君たちの心には鬼が住んでいるのか？
青木は100歩譲るよ、
譲って許す
え、鈴木くん？佐藤くん？渡辺くん？
なぜ先に帰る？
ありえん。
だから彼女いないんだよ
あ、わたしがいえたことじゃないんですけどね？
寒さを堪えながら大きなちりとりで落ち葉集めて
ゴミ捨て場の葉っぱ専用ボックスまで持っていく
あ〜寒い
右手は長い竹ぼうきを引きずり
左手には外用のちりとりを持って
早く帰りたいなぁ
なんて
思ってたら
樹「与田ちゃん」
って、後ろから田中くん
と
京「ちゃんちゃん」
君たちいっつも一緒だね
「なんだよ〜」
樹「寒くね？」
「寒い」
樹「俺たち、掃除サボってたら怒られてゴミ捨て」
「へー、かわいそ」
樹「罰でもなくてゴミ捨て行かされる与田ちゃんはもっと可哀想」
「…。」
京「あ、ほら、与田ちゃん拗ねた」
樹「え」
京「だめだよ、樹、与田ちゃんのこといじめたら」
え
きゅん？
京「いじめたくなるのはわかるけどね？」
お、
なんだそれ
樹「きょもにも貶されてんじゃん笑」
「…、悲しい」
京「え？！貶してないよ！」
全力の否定京本くん
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満月 - はい、恋！！！京本最高です。 (2020年9月15日 20時) (
レス) id: 23b0a2d9ce (このIDを非表示/違反報告)
ery(プロフ) - ゆずさーん！！！久しぶりのきょも、控えめに言って好きです！これから楽しみにしてます！ (2020年9月15日 18時) (レス) id: b4108c4e9e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆず
| 作成日時：2020年9月15日 16時
