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母「北斗くんこんなにイケメンに成長したのにあんたは成長しないのなんでだろう」
「…、うるさいな」
・
・
母「北斗くん、北斗くんならそんな心配ないと思うけど、大人になってまだAがお嫁に貰われてなかったら貰ってくれない？」
「え、何言ってん…」
母「この子本当に男の影が見えないのよ」
要らないことばっかり言うじゃん
「ねぇお母さん、」
やめて本気で
まじで恥ずかしいんだけど
松「…あ〜、男の影は俺が切ってるんで
俺がもらうので心配しなくていいですよ」
母「あらやだ〜！」
ありがとうねって握手してるお母さん
母「じゃあ、お母さんによろしくね！」
松村が出て行った玄関
母「北斗くんやっぱいい男ね〜」
目を輝かせながら料理の支度に戻る
親には裏の顔見せないで笑顔振りまいて
まじ計算高い男だわ
….、
それにしても冗談にしては意地悪が過ぎる
わたしが好きだった
「ねぇ！Aちゃん！みて！ダンゴムシ！」
とか
「ジャンケンして買ったらフルーツポンチ頂戴！！」
とか
無邪気に笑ってた松村少年
今じゃ
「邪魔」
「似合わない」
とか
わたしの前だと笑ってくれない冷酷男子に豹変してるよ
昔の松村のことが好きだったわたしに言いたい
そいつは偽物だと
「…あ、ジャージ、」
洗って月曜に返せばいっか
・
・
「…よし」
いつもより少し早く登校して、6組に松村がいないのを確認
そ〜っと教室に入って、机の横にスタバの袋に入れたやつを掛けようとしたら
松「…お前さ、借りたものは直接返せよ」
めちゃ低い声
「ヒッ、」
振り返らなくてもわかる
松「聞いてますか？」
ポンっと頭に置かれた手とわたしの手からなくなるスタバの袋
松村の方を見るように強制的に顔を向けさせられて
松「返事」
「は、はい」
ごめんなさいごめんなさい
松「あなたって人は都合が悪くなるとすぐ俺のこと無視して避けて」
お前俺が傷つかない人間だと思ってんの？って
いや、冷酷人間でしょ確実に
松「…その目だよ」
わたしの目を指差す
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トイプードル(プロフ) - 7：24発、後ろから二つ目のパスワードを教えてもらってもよろしいでしょうか？ (2022年11月27日 23時) (
レス) id: 2dd5a887dd (このIDを非表示/違反報告)
えあ(プロフ) - 初めまして！素敵な作品をありがとうございます！次の作品のパスワードを教えて頂くことは可能でしょうか？？ (2021年10月23日 18時) (レス) id: 147465c798 (このIDを非表示/違反報告)
Hiとびっこ(プロフ) - 初めまして！この作品前から読んでいて、何度も最初から読み直して続きを楽しみにしていました！続きの作品のパスワードを教えてもらうことは可能でしょうか？ (2021年10月23日 17時) (レス) id: 0fc5480cfd (このIDを非表示/違反報告)
ひかる(プロフ) - 初めまして！この作品すごくキュンキュンします！次の作品のパスワード教えてもらうこと可能ですか？ (2021年10月23日 15時) (レス) @page50 id: 1d2112e74a (このIDを非表示/違反報告)
yuyuyuyupi(プロフ) - 初めまして！いつも沢山の素敵な作品をありがとうございます。この作品も一覧にあるときからとても気になっていてこうして読めて幸せです。差し支えなければですが次作のパスワードを教えてもらうことは可能でしょうか？ (2021年10月23日 14時) (レス) id: 93e39805ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆず
| 作成日時：2020年7月13日 23時
