今日:26 hit、昨日:2 hit、合計:28,396 hit
小｜中｜大
三十二話 ページ34
ニキSIDE
ニキ「ちょり〜っす！藍香ちゃん、朝っすよ〜･･････ってあれ？」
まだ寝てるっすね〜珍しいっす！
こういう風に無防備に寝られてると襲いたくなっちゃうっすよ〜。
今襲ってもそれはそれでヤバいんでやめとくっすけど。
藍香「･･･････････････ん･････････お兄ちゃん？･･･････････････行かないで･････････」
起こそうとして近くに寄ったら手、握られたっす･･･！！！
あれ？お兄ちゃん？寝言っすよね〜？最近はあんまりそんな夢見なかったっぽいっすけど、思い出すようなことが、あったんすかね〜？
例えば誰かに訊かれたとか･･･
そうだったら、その人、全力で排除しないといけないっすよね〜
藍香ちゃんの邪魔になる前に、早めに。
こういうのは燐音くんの領分っすからね〜燐音くんに報告しとかないと。
僕は処理の方が得意っすから！
よし、じゃあ改めて起こすっす！
ニキ「藍香ちゃん！そろそろ起きるっすよ〜！」
もちろん、手は握ったまま。
藍香「･････････ん･･･････････････ニキ･･･くん･･･？･･････あと十分･････････」
寝ぼけた顔の可愛さに思わず許しそうになるけど、ここは我慢っす！
ニキ「駄目っすよ！ほら、もう朝っす！」
藍香「･･･････････････んぅ･････････はぁい･･･････････････おはようございます」
んぅって、んぅってもう可愛すぎるっす！
ニキ「じゃあ早く準備するっすよ〜」
藍香「分かりました」
もう覚醒しちゃってるっすね〜寝起きも可愛いからちょっと残念っす〜。
ニキ「あ、燐音くん実は･････････」
燐音「OK〜ニキにしてはやるな！」
ニキ「燐音くんに言われたくはないっす！」
燐音くんに報告したし今日も藍香ちゃんは可愛かったし、いい一日になりそうっす！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 71人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：エル | 作成日時：2022年9月29日 20時
