今日:30 hit、昨日:4 hit、合計:28,460 hit
小｜中｜大
二十六話 ページ28
藍香「そのまま、中学に通わなくなったのを心配されて、夢ノ咲に入ることになりました。後は･･･ストーカーが、結構な頻度でいるので、警察に突き出してますが、余りに多いので、警察に行ったらげんなりされます」
これが全て。
嘘偽りはない。
これでも私と関わりたいと思えるのだろうか。
反応を見ようとしたら、頭の上に慣れない温かさがあった。
ひなた「よく頑張った、よく耐えてたよね！よしよ〜し」
ゆうた「アニキの言う通り、よく頑張りましたよ！」
それだけでも何かが溢れてきそうで。
忍「そうでござるよ！だから、抱え込まずに拙者達に相談して欲しいでござる」
そんな言葉を聞けば、駄目だと分かるのに仲良くなりたいと思ってしまう。
藍香「･･･でも、」
翠「そうですよ、俺だったら鬱すぎて本当に死にそうですし･･･頑張りましたね」
ひなた「だから、泣かないで欲しいな〜」
藍香「･･･泣いて、無い･･･です」
きっと、気のせいだ。
頬をつたう水は。
ひなた(変なところで強情だな〜･･･可愛いけど)
藍香「･･････ありがとうございました」ふわっ
ひなた(笑った･･･！しかも、可愛い･･･！！泣き顔も可愛いけど･･･俺これ末期じゃない？)
ゆうた(可愛い、ですね…つか、アニキこれ惚れてるんじゃないかな…やっぱりこういうところも似るのかな〜)
忍(藍香殿は笑顔が一番でござるな！･･･うぅ口に出せればどれだけ良いことか)
翠(癒される…！白い髪と蒼い瞳で冷たい印象になる筈なのに、何故か癒される･･･！！！)
･････････？皆無言になった？どうかしたのだろうか、私何か変なことしたかな？
ガサッ
うん？
音の鳴った方に顔を向けました。
私の目が正しいのならば、守沢先輩がいましたな。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 71人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：エル | 作成日時：2022年9月29日 20時
