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迷子の声が聞こえた。
？「お母ちゃん…お母ちゃん…どこ…？？」
母親を捜し求める迷子の声が。
その声は弱々しく、今にも消えてしまいそうな声だった。
しかしそんな声に道行く人達は耳を貸さず、
忙しなく道を歩いている。
「この人たちは迷子の子供を助ける気がない」
そう悟った瞬間、私は走り出していた。
小さな子供は頼る大人がいなくなったらどうしたらいいか
分からなくなる。
それは幼い自分にも覚えのあること。
だから下を向いてうずくまっている子供に
できるだけ優しく声をかけた。
「どうしたの？」
途端にこちらを見上げる幼い顔。
その可愛らしい二つの小さな丸い目からは
大粒の涙が溢れそうになっていた。
溢れそうになった涙をぐしぐしと拭いた子供は
？「…おねえさん、だぁれ…？」
と私に聞いた。
一生懸命涙を拭いた顔で私にそう聞くものだから
私はさっきよりも優しい声で
「お姉さんはね、(名前)っていいます。
…君のお名前は？」
すると今度はひまわりが咲いたかのようにパッと笑って
大介「ぼく、だいすけ！
さくまだいすけっていうの！！」
それが私と大介くんとの出会いだった。執筆状態：更新停止中
迷子の声が聞こえた。？「お母ちゃん…お母ちゃん…どこ…？？」
母親を捜し求める迷子の声が。
その声は弱々しく、今にも消えてしまいそうな声だった。
しかしそんな声に道行く人達は耳を貸さず、
忙しなく道を歩いている。
「この人たちは迷子の子供を助ける気がない」
そう悟った瞬間、私は走り出していた。
小さな子供は頼る大人がいなくなったらどうしたらいいか
分からなくなる。
それは幼い自分にも覚えのあること。
だから下を向いてうずくまっている子供に
できるだけ優しく声をかけた。
「どうしたの？」
途端にこちらを見上げる幼い顔。
その可愛らしい二つの小さな丸い目からは
大粒の涙が溢れそうになっていた。
溢れそうになった涙をぐしぐしと拭いた子供は
？「…おねえさん、だぁれ…？」
と私に聞いた。
一生懸命涙を拭いた顔で私にそう聞くものだから
私はさっきよりも優しい声で
「お姉さんはね、(名前)っていいます。
…君のお名前は？」
すると今度はひまわりが咲いたかのようにパッと笑って
大介「ぼく、だいすけ！
さくまだいすけっていうの！！」
それが私と大介くんとの出会いだった。執筆状態：更新停止中
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お京(プロフ) - みこさん» ありがとうございます！今ちょっとお話考え中なので、楽しみに待っててください！ (10月19日 12時) (
レス) id: 78b1c143e4 (このIDを非表示/違反報告)
みこ(プロフ) - このお話大好きです！ (10月19日 11時) (レス) id: 3e1d5e3fa2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：お京 | 作成日時：2022年10月20日 0時
