【名探偵コナン】この男を知ってるかと質問されたので、素直に答えてしまったら何か怪しい組織に加入させられました。【降谷零】

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「…めーる」


ハッキリとしない頭で、昨日組織からもらった携帯を開く。
届いて居たのはメールで、内容は「23:00に迎えに行くから指定した場所に居ろ」とのこと。

挿入されて居た地図を見る限り、どっかの路地裏かなんか。


もそもそと身支度を整えてリビングに行けば、最近忙しい零は恐らく仕事に出かけたのだろう。
姿が見えない。


…朝が早い割には、しっかりと夜の営みは熟すのだから、侮れないというか。


用意された朝ごはんをいそいそと食べ始める。


取り敢えず今日は学校に行って、それからどっかカフェで暇つぶし。
んで、時間に近づいてきたら指定された場所に移動して…。


中々のスケジュール。


「…うー。ねむい」


変な組織に加入することになっちゃったし、私大丈夫かな。
近々死なないかな。


ホント、なんであの時あんな反応しちゃったんだろ。


私の26歳は苦痛な誕生日を迎えそうだ。



「…はぁ〜〜」



昨日の今日でバーボンって人と会うのなら、昨日零に隠した意味な。

バーボンって零でしょ？
顔すら同じだもの。
隠す気ないというか。


でも…まぁ。

バーボンって人の行動を監視して、
零かどうか問い詰めて。

そのまま仕事を聞けるのならラッキーってことで。


……諦めてないよ？
零の仕事が何なのか探るの。


本来はすっごく気にしてるんだから、こういう方法でなら探っても良いよね？



「まぁ………」




私は零がバーボンだなんて、
思いたくないけど。

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