百十七話 ページ19
雨宮side
抹消先生との生活も、今日で終わる。
明日は、学校に復帰して、終業式に出席する予定になっている。
一週間ぶりとなる学校だ。
休んでいる間、抹消先生は私に対して、何があったのかとは聞かなかった。
只、普通に夕飯の話やら、学校の話やらをしながら、極々、普通に過ごしていた。
赤の他人が見ていたのならば、親子と見間違えただろう。
此処にいる間、不思議なことに一度も手首を切りはしなかった。
一人で寂しいと、感じることは多々あったが、手首を切つける気にはならなかったのだ。
私が休んだ間に、ワカメくんは敵と遭遇して事情聴取を受けたらしい。
他にも、プールを夏休み中、使用してもいいのだとか。
行くわけ無いが。
傷がバレるし。
今日は、カレーではなく、普通の洋食だ。
サラダに、ハンバーグ等々。
自画自賛する訳では無いが、かなり上手く作ることが出来たとは思っている。
見た目もいいと思うし。
後、今日はデザートも作った。
甘い、プリンだ。
まぁ、抹消先生と私では、圧倒的に盛り付けられている量は少ないのだが、まぁ仕方がない。
まだ、食欲は沸かないし、昼食も数口食べておしまい、が未だに殆どなのだ。
無理をして食べた処で、多くを吐いてしまう。
見るだけで吐き出す、と言うことは大分、少なくなってきたが、今でも、よく餌付きそうになり、しまいには吐いてしまうことがある。
一度、夕飯の時に抹消先生の前でトイレに行って吐き出してしまったことが或。
其のときは、優しく頭を撫でて、収まるまで背中を擦ってくれた。
そんな事は久しくして貰っては居なかったので、最初にされた時はぎょっとしたが、なれると案外、気持ちのいいもので、少しそうされていると吐き気は収まった。
撫でられるの、悪くない。
もしかしたら、織田くんと同じ声の抹消先生だからいいのかもしれない。
此が、硬化くんとかだったら、完璧に払い除けていたところだ。
あの日のことは、まだ思い出す。
でも、忘れているときが長くなった。
此の調子で、全て忘れてしまえたらいいのに。
相「只今。
…………豪勢なことで。」
雨「頑張ったんですよ。
早く、食べましょ。
冷めちゃいますよ。」
相「そうだな。」
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永遠の0 - あ、もう、心臓が痛い！orz 太宰め・・・・・・・・許さねぇ！ι(｀ロ´)ノｹﾞｷｵｺﾌﾟﾝﾌﾟﾝﾏﾙ 夢主が早く幸せになってほしい！！切実に！(T＿T) 体を壊さない程度に更新頑張って下さい！(*´∇｀*) (2019年5月10日 0時) (
レス) id: bc7da5b929 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - 同い年の同士がいないので嬉しいです！従妹、と言うので少し思い付きました！ずっと、どうやって雄英のヒーローたちとからませるか、悩んでおりまして……と言っても、内容は大分…と言うか、全く違うものになりますが、すみません。応援、ありがとうございます！ (2019年5月8日 23時) (レス) id: 4b9f084e7b (このIDを非表示/違反報告)
厘 - 同い年ですね！私は中間テストあるんですよ。お互い頑張りましょう！もし良かったらなんですけどね、従妹ちゃんが(いたら)探偵社に訪れるというのも面白いかもしれませんよ！作者様の自由ですけどね(笑) 此れからも頑張ってください！！応援してます！ (2019年5月8日 14時) (レス) id: d2eb824a47 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - ありがとうございます！テスト、頑張りましょうね！此からも頑張ります！ (2019年5月8日 5時) (レス) id: 4b9f084e7b (このIDを非表示/違反報告)
氷華(プロフ) - ハッ！同い年！！テスト頑張りましょうね…！ (2019年5月7日 23時) (レス) id: ed00fd4798 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆい | 作成日時：2019年4月4日 22時
