episode 26 ページ27
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海斗が私を問い詰めようと距離を詰めてきたとき、愛莉が校舎から私たちのもとへ歩いてきた。
助かった……。
海斗「……なんだ、愛莉。」
愛莉「んー、聞きたいことがあるの。」
「あと、Aは席を外して。」
『え？私は聞いちゃいけないこと？』
愛莉「そうじゃないけど、愛莉いますごい機嫌悪い
の。」
「Aが相手でも手出しちゃいそうだから。」
愛莉は目を見開いた不自然な笑顔のままで私たち2人に話しかける。
愛莉がこの顔をするときは本当に機嫌が悪くて危険なとき。
背筋がすぅっと凍る感じがした。
海斗「A。少し離れとけ。」
海斗は言いながら私の背中を押し、ベンチから離れさせる。
ほらね、杉丸。
海斗は私に対して過保護なだけだよ。
海斗にとって私は守るべき対象で、妹で、それ以上でも以下でもない。
海斗にとっての私なんて、それだけなのに。
そして、私が校舎の近くの柱に立った瞬間、
愛莉「おかしいよね。最近の晴。」
「それって晴を脅してるとかいう女のせい？」
愛莉は海斗の左肩に手を置き、ベンチに押しつけて逃げられないようにして海斗に詰め寄る。
海斗「どうしてそれを……。」
愛莉「杉丸詰め寄ったらすぐ吐いた。」
海斗「あの筋肉バカ…！」
私と海斗、一茶、杉丸の愛莉以外のC6しか知らないはずの情報。
どうして愛莉が知っているのかと思ったら杉丸が愛莉の圧に負けてあっさり話しちゃったみたい。
愛莉にバレたらめんどくさいじゃ済まされない。
杉丸があんなに鍛えているのは何のためなのか、愛莉の脅しに負けてしまうなんて、それこそ修業不足だ。
このときばかりは心の中で杉丸に怒鳴る。
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小春 - とても面白いです！海斗が好きなので海斗落ちというのが楽しみです！更新待ってます！！！ (2018年11月2日 22時) (
レス) id: 03ecfa6884 (このIDを非表示/違反報告)
みゅーちゃん(プロフ) - こんばんは！！とっても面白くて大好きです！出来れば天馬君オチがいいな…なんて笑更新楽しみに待ってます！ (2018年10月28日 22時) (レス) id: 1cf252bae5 (このIDを非表示/違反報告)
ひかり - こんばんは(*^^*) 夜遅くにすみません...。 教えてくれてありがとうございます。 更新ありがとうございます。 物語読みました。 今読んだばかりなのにもう続きが気になります。 更新待ってますね。 (2018年9月15日 0時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
*YUA*RAM*(プロフ) - ひかりさん» お話を読んでたくさんのご指摘をありがとうございます。誤字が多くてすみません。すぐに訂正をしますね。また、｢｣の名前が無いのは同じ人物の台詞が連続するときに省略をしているからです。分かりにくくてすみません。 (2018年9月14日 19時) (レス) id: 2812de563b (このIDを非表示/違反報告)
ひかり - 沢山の直しを言ってしまいすみません(._.) 物語読みました。 続きが気になります。 更新待ってますね。 (2018年9月12日 2時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：*YUA*RAM* | 作成日時：2018年6月24日 5時
