episode 14 ページ15
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『……天馬は、江戸川さんが好き？』
口をついて出たのは、そんな質問だった。
そんなの分かりきってるのに。
でも、
『婚約者としてじゃなくて、それ以上に…』
天馬「好きだよ。」
天馬は、迷いなくそう言い切った。
まっすぐに私の目を見て。
天馬「母の葬式でね、音が、音だけが、ずっと僕の側に
いてくれたんだ。もう大丈夫、って言っても。ずっ
と。」
「音がいたから、僕はここまで来れたんだ。」
「音は、僕の、1番大切な人なんだ。」
あれ。なんだろ、これ。
心臓がズキズキ痛んで、苦しいくらいに締め付けられる。
分かってたのに。
そんなの、分かりきってたことなのに。
天馬が、
嬉しそうに、幸せそうに、
全身から愛情が伝わってくるくらいに言うから。
目の奥が熱い。
涙が、溢れちゃいそうだよ。
『……そっか。』
『じゃあ、私が天馬の代わりに江戸川さんを守るからね！』
天馬「え？」
『だって、天馬も江戸川さんが同じ学校にいないのは不安でしょ？』
『だから、私が代わりに江戸川さんを守るの。』
天馬「A…、ありがとう。」
『うん、任せてね。』
私はうまく笑えてるのかな、自信が無いや。
それでも、目の前の天馬が優しい笑顔を向けてくれるのなら、嘘でも笑顔でいよう。
天馬の大切な江戸川さんは絶対に私が守るんだ。
でもまさか、今この瞬間にも、
江戸川さんと晴が遭遇してるなんて、考えもしなかった。
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小春 - とても面白いです！海斗が好きなので海斗落ちというのが楽しみです！更新待ってます！！！ (2018年11月2日 22時) (
レス) id: 03ecfa6884 (このIDを非表示/違反報告)
みゅーちゃん(プロフ) - こんばんは！！とっても面白くて大好きです！出来れば天馬君オチがいいな…なんて笑更新楽しみに待ってます！ (2018年10月28日 22時) (レス) id: 1cf252bae5 (このIDを非表示/違反報告)
ひかり - こんばんは(*^^*) 夜遅くにすみません...。 教えてくれてありがとうございます。 更新ありがとうございます。 物語読みました。 今読んだばかりなのにもう続きが気になります。 更新待ってますね。 (2018年9月15日 0時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
*YUA*RAM*(プロフ) - ひかりさん» お話を読んでたくさんのご指摘をありがとうございます。誤字が多くてすみません。すぐに訂正をしますね。また、｢｣の名前が無いのは同じ人物の台詞が連続するときに省略をしているからです。分かりにくくてすみません。 (2018年9月14日 19時) (レス) id: 2812de563b (このIDを非表示/違反報告)
ひかり - 沢山の直しを言ってしまいすみません(._.) 物語読みました。 続きが気になります。 更新待ってますね。 (2018年9月12日 2時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：*YUA*RAM* | 作成日時：2018年6月24日 5時
