桜と君と僕らの嘘 ~secret story~ (ページ41)

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誰？ページ41

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廉「がっこういってみたいなー」

海「カイもいきたい！」

廉「3人でいってみる？」

「れん、みちわかるの？」

廉「わからん」

紫耀たちが一年生になって

ピカピカのランドセルも、大きな学校の校庭も全部が羨ましかった

だから学校に連れて行ってってみんなにお願いをしたことがあったんだ

紫「だめだめ！れんたちは入れないの！」

海「なんで？」

玄「だってようちえんせいでしょ」

廉「ちょっとだけ～！」

勇「いちねんせいになったら入れるよ」

「えー…ケチ」

優「ケチじゃないの、おまえら3人で行ったらだめだぞ？」

みんなにダメって言われて、私たちはすっかり落ち込んでしまった

みんな意地悪だな～なんて、その時は思っていた

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？「つれていってあげるよ」

「え、ほんと！？」

？「うん、行きたいんでしょ？」

海「いきたいけど」

廉「…おこられない？」

？「だいじょうぶ、みんなにはナイショにしよう」

そう言って私と廉とカイちゃんに微笑んだのは

誰……だっけ？

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？「A、ここでちょっとまっててね」

「うん」

あの子は一体…

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