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【A】
松潤と2人の取材を終えて、俺は一人で大ちゃんの家に向かった
松潤はこの後、ドラマの番宣で朝の情報番組の取材を受けてから来るみたい
マンションに着くとちょうど大ちゃんがエントランスにいたから、ちょっと急いで追いかけて声をかける
A「大ちゃん！」
O「おお、びっくりした」
A「あはっ、ごめんね？」
大ちゃんについていくと部屋には大号泣のニノと翔ちゃんがいた
A「ど、どしたの？」
N「翔ちゃん自分で言える？」
S「…」
N「俺が言ってもいい？」
S「…ん、ぜん、ぶ」
N「分かった、全部言って大丈夫ね？
でもその前にご飯食べようか、大野さんがいろいろ買ってきてくれたと思うからさ」
S「いらな、」
O「お腹空かない？
ゼリーもあるよ？」
S「あ、ぜりー…」
A「俺用意してくるよ〜」
S「あっ、」
A「翔ちゃん？どうしたの？」
S「じぶんで、できる、から、」
A「ほんと？じゃあお手伝いお願いしちゃおうかな〜」
頭は混乱してる
ニノが泣いているところを見てると、なんとなく翔ちゃんにも同じ過去があったとかなのかなって予想して翔ちゃんの気持ちに合わせてやりたいって言ったことはやらせてあげた
結局翔ちゃんはゼリーを半分食べたところでぐったりしてきたからソファーに寝かせると気絶するように眠りに落ちて行った
M「おじゃましまーす
あれ、翔さん寝てるの？」
O「まぁ、そういうこと。」
N「潤くん食べてきた？」
M「うん、弁当出たから貰った」
O「じゃあ、なんか飲もう
お茶でいい？」
A「いいよー」
いつもなら酒って言うところだけど、今日は真面目に。ね
N「…っていうことらしい」
和の口から出てきたのは、それはもう衝撃の数々で、俺の予想をはるかに超えていた
松潤も同じかな、固まってる
A「警察、に、」
O「いや、まずは事務所」
M「とりあえず病院連れてこうよ」
俺らは翔ちゃんいないとこんなにも話し合いができなかったのか、とあきれるくらい話は進まず。
翔ちゃんが目を覚ましたことで話し合いはいったん中断した
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作者名：きー | 作成日時：2021年5月6日 1時
