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Aside
(ガラ!!)
A『!』
山崎の部屋の戸が勢い良く開いた。
新八「あ、」
山崎「ふ、副長…!?」
土方「…………」
土方…なんか怒ってねぇか?
土方「A、近藤さんがお前に会いたいそうだ。来い。」
A『マジか。分かった、先に行っててくれ』
土方「いや、一緒に来い」
え、なんでだよ。
A『わりぃ、新八、山崎。すぐ戻る。』
新八「あ、はい。」
山崎「気をつけて。」
…気をつけて?
土方「行くぞ…」
A『あ、あぁ』
山崎の部屋を出て、私達は並んで廊下に歩いた。
土方「…なにを話してた」
A『あ?あー…饅頭は美味いって話だ。こん__』
今度一緒に食べないかって言おうとしたが、目の前でマヨをかけられたら堪ったもんじゃねぇ。
土方「こん?」
A『あ、いや…近藤はなんで私に会いたいのかなー、と…』
土方「そりゃ…おめぇに惚れたからじゃねぇか?」
ふーっと、土方のタバコの煙が上がる。
A『ゴリラに惚れられてもな…』
土方「さらっと失礼なこと言ったな、オイ」
A『ふっ、本当の事だろ?というか…』
土方がかすかに首を傾げた。
A『お前は、恋愛…しないのか?』
土方「なッ」
土方のほおが、一気に赤くなった。
土方「すッするわけねぇだろ!!///」
A『嘘つけ、ミツバに惚れてたくせに』(ニヤ)
土方「んで知ってんだ!!…あ」
A『ほら、やっぱり惚れてたんじゃねぇかよ』
土方「てめッ…!」
はあぁ、と大きなため息をついた後に土方は言った。
土方「しょうがねぇ…ヒントをやる。俺に好きなヤツはいる。」
A『おぉ、やっぱいんのか。』
土方「そのかわり、取引だ。お前もヒントを言え。」
…はぁ?
A『私好きなヤツはいな____』
土方「言え」
A『…わかったよ』
くそ、推しはいるけど恋愛系じゃねぇからな…
適当に誤魔化しとくか。
A『好きなヤツの性別、男だ』
土方「それヒントにならねぇよ!!」
A『ちゃんと言ったからな。あ、部屋ついた』
土方「誤魔化すんじゃねェ!!」
さてと、近藤に茶でも頂くか。
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ゆる - えー終わりなんですか!?続きが読みたかったです… (2020年7月1日 18時) (レス) id: 647e80459a (このIDを非表示/違反報告)
Ramu24(プロフ) - 零さん» 愛しの神楽ちゃん!!たんオメですよ〜〜!ありがとう更新頑張る!! (2019年11月4日 20時) (レス) id: c5442b8ee9 (このIDを非表示/違反報告)
零 - うぇぇグラさん可愛ぃぃんー更新お疲れ!忙しそうやけどガンバ! (2019年11月3日 19時) (レス) id: b9ca4b6036 (このIDを非表示/違反報告)
零 - おめでとうございます! (2019年10月11日 7時) (レス) id: b9ca4b6036 (このIDを非表示/違反報告)
Ramu24(プロフ) - 零さん» 返信遅れてごめん!結局ぼっちにするw (2019年10月5日 19時) (レス) id: c5442b8ee9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Ramu24 | 作成日時:2019年2月28日 19時