転生したら逆ハーを受けるようになった件について。part2【銀魂】

かぶき町の女王、神楽アルヨ！！ ページ47

Aside

A『グラさん…』


今日は、私が日頃お慕いしているグラさんの誕生日。


神楽「さぁA、存分に祝うネ！私の誕生日を！」

A『はうっ』


ふふん、と鼻を鳴らすグラさんも可愛い。


A『とりあえず…誕生日おめでとうございます、グラさん。』

神楽「……ありがとうアル//」

A『んん''…プレゼントもありますよ！』


するとヒョコッと新八が奥から顔を出し、私に袋包みを手渡してくれた。


新八「銀さん、早く来てください！準備はまだなんですか！」

銀時「ッセェなー、準備も何もねぇよ…」


「おらよ、」と乱雑にプレゼントが入った袋を投げ付ける銀時。


神楽「開けていい？開けていい？」

A『ふふっ、構いませんよ』(ニコッ)


新八からのプレゼントは、新しいチャイナ服。


…と言っても、フワッとしたスカートに、腰巻のリボンがついている物だ。


神楽「ご…ごっさ可愛いアルヨ！センスあるナ ダメガネ！！」

新八「誰がダメガネだ」


そしてもう一つ、銀時からのプレゼント。


神楽「うさぎの…ネックレス？」

A『銀時、すごく良いものを選んできましてね』


グラさんに私の首元を見せる。そこには色違いのネックレスが。


新八「僕達はブレスレットだよ！」

神楽「…っ、ありがと、銀ちゃん！」

銀時「…おー」

神楽「あ、A。プレゼント指定して良いアルカ？」

A『え？良いですが…？』


そう言えばグラさんは私の肩を掴み、


神楽「A、今日1日敬語抜きにするネ！！」


と、輝いた目で言った。


A『え？敬語抜きに、ですか』

神楽「銀ちゃん達みたいなの、前から羨ましかったアル。ねっ、お願いヨ」


…そんな可愛い顔されて、断れる訳。


A『あぁ。じゃ、公園にでも行くか。…神楽。』

神楽「っ、はぇ…なんか妙な気分アル」

A『っと、その前に着替えてきたらどうだ？新八からの服に。』


可愛いその声で返事をし、洗面台に走っていく少女が見えた。

終わり ログインすれば
この作者の新作が読める(完全無料)

←宇宙一バカな侍だ、コノヤロー！！

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す