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お腹の上にかかってたそれは、
モノトーンだけど個性的な、
見覚えのあるパーカーだった。




はらりと落ちたそれを掴むと、
柔軟剤の優しい香りと…






「一緒に寝ちゃ、だめじゃん」






隣ですやすやと眠る、
無防備な有岡の……寝息。









それは、









「有岡…起きて」









まるで無防備な赤ちゃんみたいで、
それは、
かわいい5歳児みたいにむにゃむにゃ口を動かしてて、









自然と笑みがこぼれた。
自然と胸が締め付けられた。









その指がピクンと動いたのを見て、
その指に触れたいと思った。
その瞼から伸びる揺れるまつげに私、
触れたいと思った。









素直になりたかった。
わかってしまったこの感情に素直に。









だから私は、
眠る彼に…









気持ちを伝える…予行練習をした。









「好き……で、す」

◆哀夏な彼→←8



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作者名:るん | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/isut/ano/  
作成日時:2017年6月10日 17時

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