▲misumi’s birthday 2017.6.6 2/3 ページ42
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「やっと、帰れる〜〜」
伸びをしながら私はそう呟く。
真澄「なにそれ、俺がいるのに。」
まるで彼氏のような言いようだ。
「そんなんじゃないよ」
本心が半分とそう言わなきゃ面倒なのが半分と………
真澄「まぁいい。万里たちが迎えに来る前に早く帰ろう。」
そういって私の手を引く。
「……ちょっと、男子同士だよ(小声)」
そう、学校ではまだ男装を続けているのだ。
真澄「俺がどう思われたって構わない。」
学校の門までなんとかあまり人にも会わずに辿り着いた。
するとそこには………
三角「あぁ〜〜！！浮気だ！！」
三角くんが待っていたのだ。
「その言い方は勘違いしか生まないから！！！」
その一連の流れが始まる頃には、万里くんや咲也くんも追いついていて………
三角「よ〜し！！デート行こう！！」
彼はそう言うと私の手を強く引いた。
真澄たちが口々に何かを言っていたような気がしたが、もう何も聞こえなかった。
「一緒に帰れなくてごめんね！！また帰ったら話すね！！」
と、だけ叫んで彼に連れられるままに走るのだった。
「さすがに、男同士は何かと不便だし、ちょっとあそこの陰で着替えるよ。」
常に持っているウィッグとスカートを取り出す。
これでどこからどう見ても女子高生だ。
「おまたせ！」
いつもと大きく雰囲気が変わるので、変じゃないか不安だったが、彼の反応を見る限りでは心配しなくても良さそうだ。
三角「うんうん、そっちの方がさんかくみたいでいい！！」
喜んでいいのかはよくわからなかったが、嫌な気はしなかった。
その後は、三角くんのいつものさんかく探しのお散歩のようなデートをした。
楽しんでくれてるといいな……
.
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きゃらめるみるく(プロフ) - なっちゃんさん» 臣クンの件はすぐに修正させて頂きました！！感想、ご指摘、応援の言葉まで、、、本当にありがとうございます！ (2017年4月30日 8時) (
レス) id: c20bb74c80 (このIDを非表示/違反報告)
なっちゃん - すごく面白いです！ ただ太一くんは臣くんのことを「臣クン」と呼んでいたような・・・ これからも頑張ってください！ (2017年4月30日 6時) (レス) id: e03921e1e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きゃらめるみるく | 作成日時：2017年4月25日 21時
