△１０９「懐かしい記憶」 ページ5
△
いづみ「その後は、私のお話になるかな？」
·
�� いづみ side��
勢いよく、廊下をかける彼女に、私は声をかけた。
「A！どうしたの？」
そうすると、彼女は怯えたような目でこちらを振り向く。
私を見ると、何故か安心したような表情に変わり、彼女は私に抱きついてきた。
A「いづみちゃん、、、今日、そっち行ってもいい？」
うるうるさせた瞳で上目遣いで頼まれて、誰が断れるのだろうか。
「で、何があったの？」
そう聞くと、彼女は一滴の涙をこぼした。
A「なんでもないもん。いづみちゃんと一緒にいるもん！！！」
それからは、泣き疲れたのかそのままぐっすりと寝てしまった。
私は、なぜだか懐かしさ感じていた。
·
真澄「なんでアンタがカントクとベタベタしてんの。意味がわからない。」
そう、Aが私に付いて離れないのだ。
A「えっと、ご、ごめんなさい………し、失礼します！」
真澄くんがそう言ったからか、今までのが嘘のように、すぐ離れて自分の部屋へと戻っていった。
真澄「俺、なんかした？」
真澄くんはいつも通りだった………はず。
·
「ねぇ、Aちゃん。何かあった？」
あの後、私はAちゃんのあとを追いかけた。
A「え、えっと……なっなんでもなくって………」
なんだか、Aちゃんは混乱しているようだった。
「落ち着いて。ゆっくり話してみよっか？」
この懐かしい感じ………
思い出した。そう、あれは…………
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 189人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：きゃらめるみるく | 作成日時：2017年7月8日 15時
