【A3!】光の指す方へ第４幕 (ページ26)

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▲Banri’s birthday 2017.9.9 1/3 ページ26

▲Banri’s birthday 2017.9.9 1/3

｢……A｣

その声に目が覚めるも、まだ意識が薄く、なんと言っても時計は今は4時を指している。

こんな時間に誰だろう………

そんな疑問は一瞬にして消えた。

『……万里くん？』

目を開けるとそこには、こんな朝早いのにも関わらず、ぱっちりした目に笑顔が綺麗だ、、、

万里｢今からちょっと出よう｣

……………ん？

.

あれから、急いで支度をし、誰にも見つからないように静かに寮を出た。

一応、置き手紙だけは置いて、、、

『ねぇ、こんな時間にどこいくの？』

いくら支度に時間がかかったとしても、出掛けるには早い時間だ。

万里｢Aがオレの誕生日祝いたいだろ？｣

確かに今日は万里くんの誕生日だ。

だけど………

私、万里くんの欲しいものなんて知らない、、、

『私……万里くんを喜ばせられるかな？』

服………も好みわからないし、好きな食べ物………奢れる自信ないな………えっと………他には…………

万里｢今日は何も気にせずオレについてこればいいから、な？｣

それで、万里くんは喜ぶの………かな？

確かに、女子がいないと行けないところとかもあるもんね？？

『わかった』

そう言うと、彼は私の手を引いた。

.

万里くんが来たかったところって………

万里｢んじゃ、行こうぜっ！｣

万里くん、すごく楽しそう♪

私までもが何年も行ってなかったということもあって、ワクワクしてきた。

『遊園地だ～～～！』

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