好きって伝えていいのかな。2

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Asideす





「んー。どこだー、熱さまシートちゃん。」









お店だったらどこでも売ってるかなー？



って思って入ったスーパー。








ずっと探してるのに



熱さまシートだけが見つからない。






体温計とか胃薬はあるのに…。








「すいません、熱さまシートってどこにありますか？」




店「はい、こちらです。」




「え、あ。ありがとうございます！」










…え？



これ、さ。絶対熱さまシートじゃないよね。







だって大きく





“ 冷えピタ ”





って書いてあるもん。











でも、持ってる物をよくよく見ると右下に小さく





“ (熱さまシート) ”




って書いてあった。











冷えピタじゃ分かんないじゃんか。








なんてて思いつつ、



ゼリーとか食べやすいのを買って、玲於の所に帰る。








「ただいまー」







って言っても帰って来ない返事。






寝ちゃったか…。






行く時、凄いだるそうだったし。







玲於、大丈夫かな…。





なんていう気持ちでいっぱいな私は、



体温計と熱さまちゃんとスポドリを持って



寝室に行った。








「入るね。」







そう言って玲於の隣に行く。








・






・








なんでだろう。






いつもと同じはずなのに





夕日で照らされてるせいなのか、





熱で顔が火照てるせいなのかは、分からないけど






その姿は、



なんとも言えないくらい












…、













きれい、だった。

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