【ハイキュー!!】デヰト日和とぬゐぐるみ 【縁下力】 ページ8
リク主: ゆず酒様※
※あまりリクエストに添えていなかったため、勝手に書き直します。ごめんなさい。徹底的にリア充()させます←
***
縁下「あ、A...」
「ごめんっ、待ったよね？お母さんに引き留められちゃって....」
女子が一人、噴水のそばに立つ俺のところへ駆けてきた。おそらくかなり悩んだであろう可愛らしい服、それに合う手の込んだ髪型。言わずと知れた(?)俺の彼女である。恋人。交際相手。
謝りつつ乱れた息を整える彼女に、俺はそっと言った。
縁下「怪我とか、危険な目に逢ってないなら良かったよ」
「....ありがと、力」
縁下「ううん。俺もそんなに待った気してないし」
上手くフォローできただろうか――そんなことを思う。
やがて笑顔を向けてくれた彼女の左手をとって、一緒に街へと歩き出した。
そう、今日は彼女――紺野Aとの初めてのデートなのだ。
―――――――
――――
「これ、かわいい.....」
ある店のショーウインドウで立ち止まり、ぽつりと言った。視線の先を追うと、小さなぬいぐるみが、まるで群れているかのように沢山置かれている。
縁下「この鳥の？買おうか、俺」
「え、だ、駄目だよそれは！自分で買うし」
指さして聞くと、彼女は両手をパタパタと振って断る。自分で買うとまで言っているから、かなり気に入ったのだろう。俺のほうを見つつ、そちらにもチラチラ視線を投げている。
だからと言って、黙って彼女にお金を使わせるワケにはいかない。俺はその手を引いて店に入り、店員にそのぬいぐるみの場所を聞いた。駄目、と言い続ける彼女。
縁下「今日は買い物じゃなくてデートなんだから、それくらいさせて？」
"デート"という単語は、彼女には恐ろしく有効だったらしい。少し頬を染めて項垂れた。
「うぅ......そういうもの？」
縁下「そういうものだよ」
あの小さなぬいぐるみが数種類入った藤篭を手にして、背の高い女の店員が戻ってきた。
店員「お客様、色はどれになさいますかー？」
「わ、こんなに......」
篭の中を見て目を輝かせるA。鳥が好きなのかぬいぐるみが好きなのかは、俺にはイマイチ判らないけれど、こんなに好きなら誕生日に似たようなものをまた買ってあげようかな。
色とりどりの小鳥を手にとって眺める彼女に問う。
縁下「どうするの？結構あるみたいだけど」
「うーん....二つで迷ってて..」
縁下「ふーん....」
手元を見ると、確かに二つの小鳥を持っている。
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きゃぱしち(プロフ) - lebhaftさん» ありがとうございます、残り2,3話くらいで頑張ってまとめます。とにかく頑張ります← (2015年7月15日 20時) (
レス) id: 821cba77ee (このIDを非表示/違反報告)
lebhaft(プロフ) - きゃぱしちさん» さすがです！！もう渚くんの作品、キュンキュンしまくりでした(*^^*)スガさんも楽しみに待っています！！更新頑張ってください♪ (2015年7月15日 20時) (レス) id: e0ccfa2f6b (このIDを非表示/違反報告)
きゃぱしち(プロフ) - かりんさん» リクエスト有り難うございます。信楽さん了解しましたゞ (2015年7月1日 16時) (レス) id: b4a42a33d8 (このIDを非表示/違反報告)
かりん - すごく面白かったです！リクエストでクグコクの信楽さんお願いできますか？よろしくお願いします！ (2015年7月1日 14時) (レス) id: 2b81f9b15c (このIDを非表示/違反報告)
きゃぱしち(プロフ) - ゆず酒さん» ありがとうございます( ´∀｀)お気に召したならよかったです。最初のほうは、貧乏性なので残しておきます← 更新頑張ります！ (2015年6月29日 22時) (レス) id: 821cba77ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きゃぱしち | 作成日時：2015年6月15日 6時
