阿部家の天使は2.5次元の存在らしい【佐久間大介】 (ページ37)

今日:15 hit、昨日:65 hit、合計:155,137 hit

ドームページ37

佐「あーっ食べた食べた！！」

『美味しかったね』

…もう21時か

佐「そろそろ出よっか、タクシー呼んでるからAちゃん先出てくれる？？」

『！わざわざごめん』

佐「…一緒に出て送ってあげたいけど……俺の方がごめんね」

『大丈夫。それじゃあ…またね。楽しかった、ありがとう』

佐「！…うん、また！！」

『ただいま……』

阿「おかえり。楽しかった？？」

『あ、うん…！………お会計しようとしたら佐久間が払ってくれてたらしくてすごい申し訳なくて…亮ちゃん明日会ったらお礼言っておいてくれない…？』

阿「！あはは、それくらいやらせてあげて？好きな女の子のためならそれくらいお易い御用でしょ」

『うーん……………って、え！？』

阿「ん？」

『す、きな女の子って』

阿「…あ、気づいてたよ？」

『！？』

阿「だって佐久間分かりやすかったし…」

『そ、そんな…え！？』

阿「まぁ落ち着いて落ち着いて。お風呂あっためてるから入っておいで」

『……亮ちゃん私の10m先くらいまで見えてそうで怖い…』

阿「何で！？」

暖かい季節になった

今日から3日間はドームツアーの始まり……大阪での公演があって亮ちゃんはいない

ﾌﾟﾙﾙｯﾌﾟﾙﾙｯ『！…もしもし！ビデオだ〜！』

阿《ちょっと顔見たくなっちゃって…やっぱり家帰らなかったの？？》

『うん、3日くらい大丈夫だよ。バイトはこっちからのが近いしね』

阿《そっか。もう寝ようとしてた？？》

『そろそろかなって思ってたけど平気！ライブ初日はどうだった？？』

阿《最高！》

『ふふ、そっか。……私もどこかの公演で行けたりする？？』

阿《！！大丈夫、関係者席だけど…！どうした？？前に来てくれた時ももう行きたくないって言ってたのに……》

『今なら…ライブを素直に楽しめる気がして。良かったら用意してもらっていい？？』

阿《もちろん…！！嬉しい。騒ぎそうだから佐久間には黙っとくね》

『あはは、お願いします』

佐《阿部〜？あれ、電話中？？》

阿《！Aとね》

佐《え、Aちゃん！？やほやほ………………って、俺見ちゃダメなやつ！！！！！！》

『？何？？』

佐《ふ、風呂上がりはダメ！！！！！！！》

『…変態なのは相変わらずだね』

阿《妹のことそういう目で見ないでくれる？》

佐《こ、これ俺が悪いの……？？》

『…っあはは！』