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職場で話すのもなんだから、ということで何故かランチに行くことになってしまった。
約1ヶ月避け続けていたのにいきなり2人でランチだなんて、まともに会話が出来る気がしない。
と、思っていたのに。
ご飯を食べ始めると案外普通に話せてしまう自分がいた。
｢えっこれめちゃくちゃ美味しい！お肉柔らかい！1000円でこんなに美味しいもの食べれていいんですか！？｣
｢ほんと美味しそうに食べますね｣
｢だって美味しい…ミンソクさんちゃんと味わって食べてます！？｣
｢はは、食べてます食べてます｣
8割は美味しいご飯のお陰だ。
残りは単純にミンソクさんとまた話せることが嬉しくて舞い上がってしまったからだろう。
どこまでも諦めの悪い女だ。
ランチを食べ終えるとミンソクさんは食後にコーヒーを頼みひと口飲むと、カップをテーブルに置いて小さく息を吸った。
｢あの時の話をしてもいいですか？｣
嫌な鼓動の速さだ。
本当は聞きたくなんかない。
でもここまで来たからには聞かないといけない。
｢…はい｣
無意味に自分が頼んだアイスカフェラテをストローでカラカラとかき回してミンソクさんに視線は向けなかった。
目を見るのが怖いんだ。
｢イムさんから聞いて知ったんですか？｣
ああ、あの人はイムさんっていうんだ。
そういえば知らなかった。
名前も知らない人にこんなに振り回されてたんだ、私は。
｢いえ…偶然知りました｣
｢偶然？俺たち外では会ってない筈なんですけど…｣
｢ピアスですよ。ミンソクさんの部屋にあったピアスをしているイムさんとすれ違ってそこでまず2人は付き合ってるんじゃないかって疑い始めました｣
｢そんなに特徴的なピアスじゃないのによく気が付きましたね｣
それほどミンソクさんの部屋にピアスがあったことにショックを受けたんだよ。
どうでも良かったらあんな小振りのピアスすぐに忘れてしまう。
｢あとはイムさんがミンソクさんの家に入ってくのを見かけてそれで確信したんです。でもその時は…その…イムさんに旦那さんが居ることは知らなくて｣
知った時の衝撃は今でも忘れられない。
ベクに心配かけてしまうくらいにはまともな状態ではいられなかったくらいだ。
｢それで、その後イムさんから何を聞いたんですか？｣
ミンソクさんが聞きたいのはこれなんだろう。
私とイムさんに接触があったことに確実に気付いている。
正直に話すべき？
それとも、誤魔化すべきなの…？
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K(プロフ) - ソルさん» 嬉しいお言葉、ありがとうございます(;_;)ミンソクさん派も多いのですね！どちらとのハッピーエンドなのか、楽しんで読んでもらえると幸いです(^_^) (2018年5月24日 20時) (
レス) id: 16d69035ac (このIDを非表示/違反報告)
K(プロフ) - ゆなさん» ベクペンさんなのですね！私なら選べないです、どちらとも幸せになりたいです...笑 (2018年5月24日 20時) (レス) id: 16d69035ac (このIDを非表示/違反報告)
K(プロフ) - きらさん» こんばんは！わー、ミンソクさん派！ベク派が多いと思ってたのでなんだか嬉しいです(>_<)どちらとも幸せになれれば良いのに...と作者なのに悶々としてます笑 (2018年5月24日 20時) (レス) id: 16d69035ac (このIDを非表示/違反報告)
ソル(プロフ) - いつも楽しく拝見してます！ミンソクさんとハッピーになってもらいたいなって思いますっ！ (2018年5月20日 23時) (レス) id: 0f050d23ca (このIDを非表示/違反報告)
ゆな(プロフ) - ベクペンだけど、選べません（笑） (2018年5月20日 4時) (レス) id: 2f6c46c71c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：K
| 作成日時：2018年3月15日 18時
