狂気の恋*13* ページ14
快感に抗えず、何度も達した後。
グッタリする私に、キスを繰り返す先輩。
舌を絡めたり、口内のあちこちを舐め回したり...頭がボーッとする中、されるがままに受け入れるしかなかった。
・
忍足「あぁ...好きや...
ずっと、一緒におろうな...」
髪の毛、おでこ、目蓋、頬、耳たぶ...短く触れるだけのキスをあちこちにされ
それぞれの手を指を絡めて握られる。
A「せんぱ...い...」
忍足「...先輩やない。
侑士、そう呼んでや」
そして、鎖骨にキスされ
チクッとした痛みが走る。
この痛みは...
・
忍足「...ほら、白い肌に綺麗な花が咲いたで。
A」
A「っ...」
耳元で囁かれ、初めての呼び捨てにゾクリとする。
忍足「ほら...呼んでみ...」
・
異性を名前で呼ぶのなんて、ちょt...いや、初めてだ。
...心の中でも他の人の名前を出せば、真っ直ぐ私を見つめる先輩には見透かされそうで怖い。
A「ゆ...ゆ...
ゆ...し...」
これでも頑張った方なのだ。
忍足「ん?...≪油脂≫に聞こえるで」
以前の私なら、≪先輩のアホっ!!≫ぐらい言いそうなものだが、今の先輩に言えるわけもなく
ただ、目を反らす。
・
忍足「...ホンマ、恥ずかしがり屋やなぁ...
もう1度や」
そしてこういう時、以前なら私を見て笑って、≪堪忍な≫と冗談で済ませていた先輩は
2度目を強要してきた。
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銀髪ピアス☆エクスタにゃんこ(プロフ) - いつもテニプリ作品読まさせて頂いてます!今回最終話驚きの展開でしたが、最初から最後までとても面白かったです☆完結まで、ありがとうございました!鳳くんのお話の続きも、楽しみにしております! (2019年6月10日 21時) (レス) id: bd6243fd17 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:†ハヅキ† | 作成日時:2019年4月16日 20時