episode108 ページ10
月野side
星野「なあお団子…プラネット様、Aはなんでお前を守ったと思う」
月野「え…？」
星野「Aはな、お＿＿＿＿＿＿＿＿＿
月野「！！！」
いつの間にか景色が元に戻っていた。
すごかった…これがAちゃんの力…
星野と私が話せるようにしてくれたなんて…
力が失われてるのに…こんなに力を使って大丈夫なのかな…
月野「星野…最後に何言おうとしてたんだろう…」
そうつぶやいてライブ会場のステージの星野に目を向けたその時だった…
月野「！！星野！！！！」
歌っていたはずの星野が突然倒れた。
一体どうなってるの！？
どうして！！！
私は観覧車をおりてすぐに会場に走った。
向かう途中で、ふらつきながら歩いていた星野を見つけて私は慌てて駆け寄った。
月野「星野！！？」
星野「お団子…ｯ」
月野「大丈夫！？」
星野「大丈夫さ、Aに力を借りた代償だ…大したことない」
月野「え…！？そんなっ…私に伝えるためにこんな無茶…！」
あの時、最後まで聞けなかったことを星野に聞きたい。
何を言おうとしてたの？
「ほぉらほぉら！風船だよぉ〜！」
「「！！？！」」
月野「ファージ！？」
星野「くそ！ギャラクシアのやつ…こんな所まで！！」
星野に聞こうとした直後、風船を持ったファージが現れてしまう。
私は無理に変身しようとする星野を止めて、自分の手を強く握りしめた。
月野「ムーン・エターナルー！メーイク・アップ！！！」
星野にこれ以上無茶をさせるもんですか！！
私が守らなくちゃ！！
ファージ「ほぉらほら！赤いの青いの色々あるよ〜！」
ﾊﾞｧﾝｯﾊﾞｧﾝｯ！！！！
ファージが風船で攻撃してきて、私は星野を守りながら逃げる。
攻撃が早くてとても星野を守りながら、戦えないｯ
ﾊﾞｧﾝｯﾊﾞｧﾝｯ……！！！
ﾄﾞｫｰﾝｯ！！！
風船の攻撃を何かが打ち消した
「ワールド・…シェイキング！！！」
ﾑｰﾝ「ウラヌス！！ネプチューン！プルート！」
ﾈﾌﾟﾁｭｰﾝ「ほんと困った子達ね」
ﾑｰﾝ「ありがとう！助けに来てくれたのね！」
ｳﾗﾇｽ「勘違いしないでくれ、こいつを助けに来たわけじゃない」
星野「ｯ……」
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作者名：星に丸猫 | 作者ホームページ：
作成日時：2024年11月11日 7時
