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14・酔っ払い_鍾離 ページ17




鍾離は酔っ払いが苦手である。
それははるか遠い昔とある神に頭から酒をぶっかけられたのが幾つもある中の1つの原因でもある。

だからか意中の相手が泥酔状態で肩を寄せてくる今の状況にあの基本何事にも動じない鍾離とは思えない程戸惑っている。

帝君が亡くなり華やかな璃月は一時静かになった。
だがそんな事も関係なく盛大にお酒を飲む人はいる。
決して帝君の死を嘆かないわけではない。ただ酒が飲みたかったから彼らは飲んでいた。

そしてそんな彼らに誘われてAと鍾離は酒を共に飲んでいたのだ。

顔を赤らめて甘い声でAは鍾離に体を寄せて話しかける。

今日は○○だったね、明日は一緒にここに行こう。
と、言っているが今の鍾離は体に当たる胸からありとあらゆる妄想が頭によぎり話が入ってこない。
ナニがとは言わないが出来るだけ意識を逸らして立ち上がらないように気をつけるので精一杯である。

過去に今のように女性に体を密着されることはあったが心底興味がなかった。人間の赤子がただそこにいる。そんなちっぽけでどうでも良い認識だった。

凡人になったからか、愛する女性のせいなのか。
卑劣で醜い人間の欲が出るのはAに出会ってからだ。

今すぐにでもAを抱きしめ貪るような接吻をしたい。その鍾離の指を2本咥えさせただけでもいっぱいになりそうな小さな薄い桃色の口に。

だが今いるこの場はすぐ隣に酒を飲みこちらを揶揄うように見てくる酔っ払い達や講談師と、人が多い。
何よりもAの意志を尊重せず己の欲望に任せるのは良くない。


「酔っているだろうA?
酒はその辺にして今日は俺の家にでも泊まっていけ。6時間あれば眠気覚ましの茶ができるんだ。行こう」

「よっ、鍾離さん!その可愛い女の子をお持ち帰りかい?やるねぇ!」


決して手を出さない、
と誓えないが彼女をこのまま放置させる訳にはいかない。
幸せそうな表情をしてボケ〜としたAを腕に抱えると鍾離は起こさないよう家に連れて帰った。


_______
作者

既にネタがなくて困ってる。

そして2回しか喋ってない。
本当に占ツクか?

15・→←13・魔神オセル



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72(プロフ) - りさん» えー!!ありがとうございます!この作品コメント打ってくれる人少なくてコメント書いてくださるだけとても嬉しいです! (2022年11月17日 23時) (レス) id: 5ab6d0e829 (このIDを非表示/違反報告)
- 一気見しました!好きです() (2022年11月16日 8時) (レス) @page35 id: 1c00c5b49c (このIDを非表示/違反報告)
すみか(プロフ) - はいさーせん。 (2022年10月24日 18時) (レス) id: c882518901 (このIDを非表示/違反報告)
72(プロフ) - すみかさん» はやく原神手伝え (2022年10月24日 18時) (レス) @page29 id: 5ab6d0e829 (このIDを非表示/違反報告)
すみか(プロフ) - いつでも書いていいぞ。 (2022年10月24日 17時) (レス) @page29 id: c882518901 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:72 | 作成日時:2022年8月11日 22時

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