13・魔神オセル ページ16
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変わりない日常、
普段通り外で狩って来た物を商人へ売り飛ばしたり、友人と他愛もない話をして盛り上がっていた。
唐突にそれはやってきた。
晴天だった空はどこからともなくやってきた雲に覆われ豪雨と雷が鳴り響く。
一瞬にしていくつもの水で出来た竜巻が空へと貫く。
荒れ狂う海はまるで璃月の最期を知らせるかのようだった。
「A、ここは危ないよ」
「え？」
後ろを振り返ると先程までそこに居なかったタルタリヤが立っていた。
彼は身体中に水元素を付着させAを手招く。
「タルタリヤ…璃月はどうしちゃったの？」
「ちょっとね、
そんな事よりも早く行こう。ここは海に近い」
潮風と水しぶきが吹かかるこの場所は確かに危ない。
だけどここを離れて一体何処へ。
タルタリヤはAを抱き寄せると自身とAを水元素で包み込むように消えていった、、、。
＿＿＿＿＿＿
鍾離さんは岩神、モラクス。
タルタリヤに連れられ北国銀行へ向かった先、信じられない事をタルタリヤと同じファトゥス、淑女から聞いた。
タルタリヤ自身もこの事を初めて聞いたと頭を抱えていた。
神と共に食事をし、雑談をし、色んなことを歩み、学んできたと思うと更に信じられない。逆に他の人に言いふらすなんてしたら信じて貰えないだろう。
業務的な事を話している淑女、公子、鍾離をテキトーに聞き流しAは鍾離さんをマジマジと見つめる。
これが岩王帝君…
岩神は何故幾千と生きて来た中で私に夢中なのだろう。
そんな事を考えていると暫くの間鍾離さんと共に行動していたらしい噂の旅人がこの場にやってきた。
「鍾離と公子だ！公子の恋人にそれと…おまえ！あの時のファトゥス…」
「淑女！」
「「は？」」
「え？」
旅人は嘘の情報をタルタリヤにねじ込まれたらしい。
”公子の恋人”
その事に鍾離さんは冷たい目で、Aは何言ってるんだコイツという目で旅人に向ける。
旅人達は何が間違えたのか頭を？にしている。
「Aの恋人は公子殿ではない。俺だ」
「いんや鍾離先生、Aは俺の恋人であってるよ」
「……なんでいつもこうなるの？」
「あんた達、何おままごとしてるの？」
Aと旅人の接点はあの千岩軍から追われていた時しかないので間違えてしまうのも仕方がないが…
これから旅人は、2人から想われるAの面倒を見るなんてその時は想像もしていなかった。
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72(プロフ) - りさん» えー！！ありがとうございます！この作品コメント打ってくれる人少なくてコメント書いてくださるだけとても嬉しいです！ (2022年11月17日 23時) (
レス) id: 5ab6d0e829 (このIDを非表示/違反報告)
り - 一気見しました！好きです() (2022年11月16日 8時) (レス) @page35 id: 1c00c5b49c (このIDを非表示/違反報告)
すみか(プロフ) - はいさーせん。 (2022年10月24日 18時) (レス) id: c882518901 (このIDを非表示/違反報告)
72(プロフ) - すみかさん» はやく原神手伝え (2022年10月24日 18時) (レス) @page29 id: 5ab6d0e829 (このIDを非表示/違反報告)
すみか(プロフ) - いつでも書いていいぞ。 (2022年10月24日 17時) (レス) @page29 id: c882518901 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：72 | 作成日時：2022年8月11日 22時
