人対人 ページ17
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深「目のやり場に困るから、早く着替えちゃって？」
「…あ、あのっ、みんなは？」
此処にいるのは既に警官の服装に着替えてるふっかさんと阿部さん、そして着替え中のさっくんと私しかいない。
状況はわからないけどとりあえず服は着よう。
佐「おお、Aかわいいっ」
「ちょっと大きい 」
阿「ここ捲っておけば大丈夫だよ」
「ありがとうございます」
どういたしまして、とどんな時でも爽やかな笑顔だ。
ガシガシとまだ水滴の残る髪を掻き上げているふっかさんに状況を確認した。
深「俺たちがシャワー入ってたら、翔太と照が襲われた。シャワーの音に気配が分からなくて、気付いた時にはヤバいなぁって。でも、先に出てた舘さんが機転を利かせてゾンビが襲ってきたって叫んでくれたおかげで逃げる隙ができたってわけ」
阿「それでも翔太と照はアイツらに連れて行かれちゃうし。舘さんとラウールとははぐれた」
つまり今は三組に別れちゃってるってことになる。
それにアイツらって？
佐「先に此処にいた奴らだろうな」
「ね、ねぇ。ちゃんと話せば大丈夫とかないかな？ 突然来ちゃった私たちに驚いただけかも」
佐「だったら翔太や照を捕まえる必要ねぇじゃん」
ゾクッとした。さっくんのこんな冷たい視線初めて見たから。
湯冷めなのか不安からか寒気がして腕を摩った。
阿「基本的に佐久間は俺たち以外信用してないから。それに俺もアイツらはなんかヤバい気がする」
「じゃ、じゃあどうするの？」
深「まずは舘さんたちと合流するべきだな」
阿部さんによればきっと彼らはゾンビが来たと叫んだ後、食堂の方に移動したんじゃないかって。
本能的に安全だった場所へ逃げるだろうって。
「でももしかしたら既に、」
アイツらがそこに居ても可笑しくない。
だって食べ物がある場所だもん。
阿「そうだね。だから俺ならそのまま食堂を通り越して非常口から上に上がる」
こんな夜更けに間違っても外には行かないだろうって。
深「んじゃあ、二階〜四階の何処かに居るってことか」
阿「非常口から外に出たら佐久間ならまず何処に行く？」
佐「俺？ 俺なら……屋上！！」
深「だと思った。なら行きますか、屋上」
行先は決まった。
アイツらに見つからないように屋上へ。
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ゆきんこ(プロフ) - ayaさん» コメントありがとうございます！はい！終わりに向かってます。これからの展開どんな風に受け止めてもらえるか不安も多いのですが決めていた事なので最後まで貫き更新頑張ります！！ (2021年8月15日 10時) (
レス) id: bf817d2202 (このIDを非表示/違反報告)
aya(プロフ) - 終わりに向かっていってるんですね！なぜこんな世界になったのか、、また困った展開も待ってるみたいですね！気になりますっ！！^ ^ (2021年8月15日 2時) (レス) id: ff23500b61 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきんこ(プロフ) - 涼菜さん» ありがとうございます！！不定期更新ですがお付き合いしてもらえると嬉しいです(^^)頑張ります！ (2021年7月29日 22時) (レス) id: 6bfa312962 (このIDを非表示/違反報告)
涼菜(プロフ) - いつも楽しみにしています！これからも更新頑張ってください(*^^*) (2021年7月29日 14時) (レス) id: ec45b950ff (このIDを非表示/違反報告)
ゆきんこ(プロフ) - ふさん» ありがとうございます！彼らも前へ進みます(^^) (2021年7月29日 13時) (レス) id: 6bfa312962 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆきんこ
| 作成日時：2020年11月19日 13時
